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サッカー フットサル コラム 2019年11月29日

ポグバ、ウッドワード、スールシャール…嗚呼ユナイテッド

粕谷秀樹のOWN GOAL,FINE GOAL by 粕谷 秀樹
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今シーズンの不調は、もちろん彼ひとりのせいではない。なかんずくCEO兼副会長のエド・ウッドワードは、責任を痛感しなければならない。長年にわたって真の強化を怠ってきたからだ。昨シーズン限りでパリ・サンジェルマンに去ったアンデル・エレーラが「あまりにビジネス優先」と語ったように、ウッドワードはスポンサー獲得型のビジネスマンで、移籍市場ではズブの素人のままだ。

したがって、有能なディレクターを招聘し、強化を一任するべきだが、こちらの部門もウッドワードが責任を負っている。ライプツィヒのラルフ・ラングニック、リールのルイス・カンポスといった現職の敏腕ディレクターから、OBのピーター・シュマイケル、リオ・ファーディナンド、エドウィン・ファンデルサールまで、メディアは数多くの候補者をリストアップしているが、いずれも憶測の域を出ない。

いや、ウッドワードがディレクターを招聘しようとしているのかすら怪しくなってきた。彼が市場を取り仕切る限り、多くのサポーターが納得する補強は実現しない。

いま、首位リヴァプールとは20ポイント差だ。逆転なんかおこがましい。2位レスターには12ポイントも離されている。監督と選手の質でユナイテッドは下まわる。3位マンチェスター・シティとは11ポイント差だ。近年の実績を踏まえると、もはやローカルライバルではない。解任の危機は去ったといわれるオーレ・グンナー・スールシャール監督も、意味不明なゲームプランでヒンシュクを買っている。ユナイテッドは、どこに向かおうとしているのだろうか。

文:粕谷秀樹

粕谷 秀樹

ワールドサッカーダイジェスト初代編集長。 ヨーロッパ、特にイングランド・フットボールに精通し、WWEもこよなく愛するスポーツジャーナリスト。

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