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スキー コラム 2018年11月16日

スキーを履いて世界の雪の絶景に出会う旅に出かけよう。スキーでめぐる世界の雪の絶景

ウィンタースポーツコラム by 水澤 史
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スキーでめぐる世界の雪の絶景

スキーを履けばどこまでも行けそうな気がする。ワールドカップ、オリンピック、世界選手権などが開催される世界のスキーエリアは、ヨーロッパ、北米を中心に世界屈指のスキーエリアばかりである。世界地図を広げてみよう。氷河をいただく3000m級の名峰に迫る山岳風景、名だたるアルペンスキー滑走コース、その麓に息づく人々の暮らしぶり、その土地で刻まれてきた歴史や育まれてきた文化まで全てがスキーヤーである喜びを実感させてくれるに違いない。

FISワールドカップスキーをJ SPORTSスポーツが50戦以上放送するにあたり、テレビで観たスキーレースを時には、おもいきって実際に現地に赴き、ぜひ生で観戦してみてほしい。世界のワールドカップコースは予想以上に大きく、周囲の山岳風景と調和し、そこに点在する数々のスキーコースの中でも圧倒的な存在感に満ち溢れている。

そしてトップアスリートたちが繰り広げる熱く緊張感のある、また時に美しい戦いを見せてくれる。現地で応援する人たちに交じって観戦する興奮と感動こそ、かけがえのない時となり、至福のスキーの旅となるだろう。このさい写真や映像はプロに任せて、しっかりと自分の目で実際に見て感じてみてほしい。

スキーでめぐる世界の雪の絶景

広大な海外のスキーエリアを訪れたなら、レース観戦は勿論、日本では到底体験できない滑走距離、標高差そして、ヨーロッパや北米、オセアニア、南米の各大陸に展開する冬の絶景シーンの数々との遭遇、スキーヤーだからこそ見ることのできる風景をぜひ満喫してほしい。

本書はそのエリアを滑る案内人として、自らの海外スキー、トレッキング、サイクルの経験を元に書きまとめたもう一つの海外スキーの指南書である。

今回はその「スキーでめぐる世界の絶景」をJ SPORTSでミニ番組として17回にわたり紹介していきたい。日本では絶対にできない峠をいくつも越えながら滑り渡るロング滑走、標高差を全身で楽しむスキーイング。人生で一度は訪れてみるべき絶景の地を、ワールドカップ開催地をはじめ、世界の極上のスキーエリアの一部を紹介していく。

至福のスキーの旅を体験してみませんか。

水澤史

水澤 史

学生時代に読んだ故・黒岩達介氏(戦後二人目のオーストリア国家検定スキー教師)の著書「青春をスキーに」をきっかけに、オーストリアをはじめ海外スキーの世界に強くあこがれる。教職志望から一転して海外スキー専門旅行会社に入社。海外駐在、添乗、ガイド、企画販売、旅行手配、マネージメントに従事。当時、父親の紹介で出会った同時通訳の権威、故・村松増美氏(元サイマルインターナショナル創業者)にも影響を受ける。1996年ニューヨークのビジネススクールへの留学を機に、世界で通用する旅行会社を目指すことを決意。現在、株式会社フェロートラベル代表として、海外スキー、トレッキング、サイクリングなど、スポーツツーリズム専門の旅を発信している。

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