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フィギュア スケート コラム 2024年3月19日

堂々たる王者となった「りくりゅう」の珠玉のプログラムに世界が酔いしれる | ISU世界フィギュアスケート選手権2024 ペア プレビュー

フィギュアスケートレポート by J SPORTS 編集部
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三浦&木原組とステラート&デシャン組が大きく頭ひとつ抜け出すも、残りは予測不能。今季の全体的な傾向を見る限り、メダルの可能性を持つカップルは片手では足りないほど存在するけれど、同じ彼らが10位に終わる可能性だってあるのだ。

成績とパーソナルベストだけを考慮すれば、今季GPファイナル初優勝ミネルヴァ・ハース&ニキータ・ヴォロディン(ドイツ)と、昨ワールド3位サラ・コンチ&ニッコロ・マチ組(イタリア)が、銅メダル争いの最有力候補と言える。ただ結成1年目の前組は、欧州選手権でSP2位で順当に折り返しながらも、FSの転倒とリフトノーバリューで5位後退。後者もSPのわずかな失敗が響き6位に沈んだ。

つまりひとつのミスが大きく順位を左右する。結成2年目のルクレツィア・ベッカーリ&マッテオ・グアリーゼ組(イタリア)が、欧州選SP3位から一気に逆転優勝を成功させ、SP首位のアナスタシア・メテルキナ&ルカ・ベルラワ組(ジョージア)が、FSの転倒でトータル2位に終わったように。ちなみに35歳グアリーゼにとっては初めての欧州タイトルで、一方メテルキナ&ベルラワ組は直後の世界ジュニアで圧倒的な勝利を収めている。

またアニカ・ホッケ&ロバート・クンケル組(ドイツ)やリア・ペレイラ&トレント・ミショー組(カナダ)は、GP大会でそれぞれ驚きの初勝利をさらい、エリー・カム&ダニエル・オシェイ組(アメリカ)は初めての全米制覇に続いて、初めての四大陸表彰台に飛び乗った。

マリア・パブロワ&アレクセイ・シヴァチェンコ組(ハンガリー)は屈指の技術力を誇るものの、演技構成点が伸び悩み、そのせいかGPファイナル4位、欧州4位と大きな表彰台に縁がない。過去2年連続世界ジュニア銀メダリストのアナスタシア・ゴルベワ&ヘクトール・ギオトポウロス・ムーア組(オーストラリア)もまた、今季の国際大会4戦はすべて4位。エミリー・チャン&スペンサー・アキラ・ハウ組(アメリカ)はトップ5入りの実力を持つが、今大会が故障明けの復帰戦であり、不安は少なくない。

出場全24組中、16組だけがフリーへの進出権を得る。来る五輪「プレ」シーズンに向けて各国出場枠確保も非常に重要だからこそ、ツートップ以外も、戦が約束されている。

文:J SPORTS編集部

J SPORTS編集部

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