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フィギュア スケート コラム 2022年8月3日

デジタルアーカイブについて | 町田樹のスポーツアカデミア 【Dialogue:研究者、スポーツを斬る】 秩父宮記念スポーツ博物館・図書館

フィギュアスケートレポート by J SPORTS 編集部
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JAPAN SEARCH(ジャパンサーチ)

JAPAN SEARCH(ジャパンサーチ)

M:タイムリーなこととしては、最近の出来事ですけれども、ジャパンサーチというデジタルアーカイブのポータルサイトがオープンしました。まだ認知度は低いと思いますが、アメリカだったらgoogleみたいな検索エンジンがデジタルアーカイブを引き受けています。また、アメリカにはデジタル公文書館図書館みたいなものもある。ヨーロッパにはヨーロピアナという、いろいろなアーカイブ機関を統合的に検索できる検索エンジンがあります。これまで日本にはそれがなかった。単純に検索エンジンはあったけれども、各アーカイブ機関を横断的につなぐようなポータルサイトはなかったわけです。それが最近、それらを成し遂げようとしている検索エンジン・ジャパンサーチができた。このシステムに乗れば、アクセスもしてもらえると思うんですけれども、そのシステムとの連係も考えられていますか。

MK:はい、そうですね。ジャパンサーチも、まだまだこれからのデータベースになってくると思います。スポーツに関する内容というと、国立国会図書館の本から来ている情報などが、検索すればヒットするようにはなっているのですが、スポーツに特化して、なおかつスポーツの実物資料といったことを調べようとすると、なかなかうまく検索することができない状況だと思います。当館のようなスポーツに特化した資料を持っている博物館が、その中に参加していくことで、スポーツに関する資料も横断的な検索の中で出てくる状況にできればと思っております。

M:ぜひ、皆さんもジャパンサーチでスポーツ、あるいはテニス、相撲など、いろいろなスポーツのキーワードを検索してみてください。バラエティ豊かな資料が出てきます。まだまだ少ない状況ですが、これから村上さんたちのご活躍によって、どんどん資料がアップロードされていくはずですから、ぜひ楽しみに待っていたいと思います。

町田(以下M):最後に、博物館が目指すべき姿についてお話を進めます。休館しているとはいえ、スポーツアーカイブの振興のために、様々な取り組みを精力的になされており、その中で博物館を超えた連係も築かれています。

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