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フィギュア スケート コラム 2020年10月1日

田村岳斗コーチ特別インタビュー ~異例の2020-21シーズン 選手たちはどう戦っていく?~

フィギュアスケートレポート by J SPORTS 編集部
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田村岳斗(木下スケ−トアカデミー ヘッドコーチ)

2020東京オリンピックの延期をはじめ、新型コロナウイルスによって大きな影響を受けたスポーツ界。特にシーズンの終わりと新シーズンの始まりの時期、活動ができなかったフィギュアスケート界はどんな影響を受けたのか?

異例の2020-21シーズン。選手たちはどう戦っていく?

J SPORTS:新型コロナウイルスの感染流行によって、木下スケートアカデミーだけでなく、フィギュアスケート界全体が大変だったとお伺いしました。

田村:フィギュアスケートだけでなく、スポーツ界全体が大変なことになっています。新型コロナウイルスの影響が大きくなり始めた頃、アカデミーがスタートしました。事務的な手続きなども移動がしづらい状況で大変だったこともありました。ただ、多くの制約はありましたが、アカデミーには使用できるリンクがあるという点では助かりました。中にはリンクが未だにクローズしてしまっているところもあると聞いています。

J SPORTS:氷の上での練習ができないことで、どのような影響がありますか?

田村:フィギュアスケートは、氷の上の練習ができないと厳しいものがあります。自粛期間中に家でトレーニングを行う選手もいたと思いますが、フィギュアスケートの難しいところは、陸上トレーニングで付いた力を効率よく氷上で使えるようにバランスを取ることだと思います。どんなに筋力が付いても、それをコントロールできなければ、得点にはつながりません。その感覚は、氷の上でないと養うのがなかなか大変です。氷の上の練習ができなかった選手が多いことで、今シーズンどう影響していくかわかりません。また、小さい試合や日本スケート連盟の野辺山新人発掘合宿も今年は行われませんでした。選手の中には野辺山新人発掘合宿がなくなって残念な思いをしている選手もいるでしょう。今までとはまったく違うシーズンに対して、どう臨んでいくのか?その過ごし方がとても重要なシーズンになってくると思います。

J SPORTS:シーズン間の試合やショーが中止になったことで、選手たちの試合感覚が養われないということはありますか?

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