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いよいよシーズンも後半に入り、四大陸選手権が2月9日から開催される。
コロラドスプリングスで開催されるこの大会でもっとも注目させるのは、高橋大輔とパトリック・チャンの対決である。米国のジェレミー・アボットが脚の付け根の負傷により欠場となり、この二人の一騎打ちが予想される。標高1500メートルほどもあるコロラドスプリングスはチャンが現在トレーニングをしている拠点である。一方高橋は、この地で試合に挑むのは初体験というハンディはある。だがそれを乗り越えていい内容の演技を見せることができれば、世界選手権に向けてジャッジに好印象を残すことができるだろう。またアダム・リッポン、ケヴィン・レイナルズらも表彰台争いに加わってくることが予想される。日本の町田樹、無良崇人らもメダルのチャンスは大いにある。標高との苦しい戦いに、誰が勝ち残るか注目したい。
女子は浅田真央にとって、世界選手権前の最後の調整試合になる。この大会の出場は5回目で、優勝すれば3度目。この試合で彼女の最大のライバルは、後輩の村上佳菜子になるだろう。また米国の新チャンピオン、アシュリー・ワグナーや若手のアグネス・ザワツキーらも自国開催の利があるだけに油断ならない相手ではある。だが浅田選手が本来の演技を見せることができれば、優勝にもっとも近いところにいるのは間違いない。今井遥にとっては2年ぶり、二度目の四大陸選手権だが、前回の5位を上回る成績を期待したい。
アイスダンスは、米国のデイビス&ホワイトとカナダのヴァーチュー&モイアの白熱戦が期待できる。GPファイナルではデイビス&ホワイトが勝ったが、世界タイトル挽回を目指すヴァーチュー&モイアとしてはここでぜひ勝っておきたいところだ。3位はシブタニ&シブタニと、カナダのウィーバー&ポジェの間で競われることになるだろう。
ペアのメダル候補はカナダのデュハメル&ラッドフォード、デュベ&ウルフ、中国のスイ&ハンなど。日本の高橋&トランは、優勝できるチャンスもある。過去のこの地での試合を見ると、標高の高さはペアにもっとも影響を与えていたが、怪我のないように良い戦いぶりを見せてほしい。
田村 明子
盛岡市出身、ノンフィクションライター。1977年留学のため単身渡米し、現在ニューヨーク在住。長い滞米生活と語学力を生かして多様な方面で執筆活動を行う。フィギュアスケートは1993年からはじめ、これまで15回の世界選手権、3度の冬季五輪を取材。選手のみならず、コーチ、ジャッジ、ISU関係者など幅広い人脈を駆使して多面的な視点から執筆。著書に「氷上の光と影」(新潮社)他。
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