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モスクワの現地時間4月27日夕方、男子のSPが行われた。
トップにたったのは、大きな4+3のトウループコンビネーションを成功させて最後までノーミスで滑りきったパトリック・チャン。4回転トウループを、「まるで3回転にように見えた」と記者席がざわつくほど軽々とこなし、93.02という史上最高スコアをたたき出した。
織田信成は、同じコンビネーションを予定していたが、4回転でステップアウト。だが最後の3ルッツにうまく3トウループをつけて全体をまとめ、81.81で2位についた。
高橋大輔は、ラテンのSPでベテランらしい表現力を発揮したが、ステップで一瞬つまづくなど小さなミスがあり、80.25で3位スタート。
小塚は3アクセルの着氷が乱れて77.62で6位からフリーの決勝に挑む。トップとは10点以上の差がつけられて、フリーでどこまで挽回できるか、厳しい戦いとなる。
この日の夕方から開会式が行われ、日本の太鼓を模したパフォーマンスや日の丸が氷の上に映写された。本来ならば3月に東京で開催されるはずだった世界選手権を、急遽引き受けることになったロシアのスケート連盟の日本に対する敬意が表された。犠牲者への黙とうの後、ISUのチンクワンタ会長から日本スケート連盟の橋本聖子会長へ、被災した日本への気持ちをこめた花束が贈られ、同席したプーチン首相もスピーチを行った。
この世界選手権の開催中にメディア関係者を中心とした有志たちが日本の被災者のためのオンライン募金活動を行っている。目標額を米ドル1万ドルと定めて、「スケーティング・フレンズ・フォー・ジャパン」と題されたサイトは以下の通りだ。
http://www.nyjalccfundraising.com/e/skatingfriends
田村 明子
盛岡市出身、ノンフィクションライター。1977年留学のため単身渡米し、現在ニューヨーク在住。長い滞米生活と語学力を生かして多様な方面で執筆活動を行う。フィギュアスケートは1993年からはじめ、これまで15回の世界選手権、3度の冬季五輪を取材。選手のみならず、コーチ、ジャッジ、ISU関係者など幅広い人脈を駆使して多面的な視点から執筆。著書に「氷上の光と影」(新潮社)他。
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