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混戦続くGP大会 スケートアメリカ
1980年冬季五輪の開催地、レイクプラシッドで開催されたスケートアメリカ。この地でエヴァン・ライサチェックは、6回目の挑戦にして初めてスケートアメリカタイトルを獲得した。世界チャンピオンである彼が、自国開催のスケートアメリカでなかなか優勝できなかったのは、実は日本男子のためだった。高橋大輔が2回、織田信成、小塚崇彦がそれぞれ1回ずつスケートアメリカで優勝し、その間ライサチェックはずっと2位や3位に甘んじていた。だがここではSP、フリーともにほぼノーミスの演技で237.72を獲得。晴れて表彰台の中央に上がった。だが2位以下は今季のGP大会の例にもれず、波乱に満ちた闘いとなった。SP5位、フリー4位だったカナダのショーン・ソウヤーが総合203.91で2位。SP8位、フリー2位だったライアン・ブラッドリーが198.02で総合3位。フランス杯2位だったトマーシュ・ベルネルはSP、フリーともに不調で総合5位に終わった。南里康晴は総合9位だった。
この得点なら、キム・ヨナが男子シングルでもメダルがもらえたのでは。そう思っていたら、女子も予想外の事態となった。SPの「007」は完璧な演技で76.28と自分が持つ世界最高スコアを更新したキムだったが、フリー前の6分間ウォームアップで転倒。それがひびいたのか、本番でも3フリップで転倒するなど、ジャンプミスが続いてフリーの1位はレイチェル・フラットに譲ることに。それでも総合187.98で優勝し、GP大会2連勝を手にした。2位はレイチェル・フラット、3位はユリア・セベスチャン、村主章枝は総合4位だった。不死身に見えるキム・ヨナといえども生身の人間であることを実感させられた大会だった。
田村 明子
盛岡市出身、ノンフィクションライター。1977年留学のため単身渡米し、現在ニューヨーク在住。長い滞米生活と語学力を生かして多様な方面で執筆活動を行う。フィギュアスケートは1993年からはじめ、これまで15回の世界選手権、3度の冬季五輪を取材。選手のみならず、コーチ、ジャッジ、ISU関係者など幅広い人脈を駆使して多面的な視点から執筆。著書に「氷上の光と影」(新潮社)他。
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