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フィギュア スケート コラム 2009年2月3日

【フィギュア通信】 08/09 #9 全米選手権

フィギュア通信 by 田村 明子
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全米選手権では、男女ともに新チャンピオンが誕生した。

男子は今季絶好調のジェレミー・アボットが、SP、フリーともに大きなミスのない演技を見せて総合241.89で初優勝を飾った。今年24歳になるアボットは過去2年間全米4位だった選手だが、今季は中国杯でいきなり優勝し大ブレーク。その勢いでGPファイナルも米国男子として初のタイトルを手にした遅咲きの選手である。

2位は今季シニアでビューしたブランドン・ミロズ。18歳になったばかりのミロズはフリーで4トウなどを成功させ、会心の演技を見せて229.70を獲得した。

エヴァン・ライサチェックはフリーの4回転が回転不足になるなど細かいミスがいくつかあり、229.10で3位になった。

クリスマスに韓国でアイスショーに出場した際に体調を崩したというジョニー・ウイアーはSP、フリーともにアクセルが1回転半になってしまい、203.99で総合5位。現世界銅メダリストが、4大陸選手権、世界選手権とも代表選考に落ちるというショッキングな結果となった。

女子は21歳のアリッサ・シズニーが、初優勝を飾った。フリーでは3回転を3度しか成功しなかったシズニーだが、スピンやスパイラルなどで高い評価を受けてフリー3位、総合178.06で逃げ切った。

フリー1位は5種類の3回転ジャンプを降りたアシュリー・ワグナーがったがSP12位だったため、総合4位に終わった。

2位はレイチェル・フラット、カロライン・ザンが3位となり、昨年度のチャンピオン長洲未来はジャンプミスが続いて5位に終わった。

代替画像

田村 明子

盛岡市出身、ノンフィクションライター。1977年留学のため単身渡米し、現在ニューヨーク在住。長い滞米生活と語学力を生かして多様な方面で執筆活動を行う。フィギュアスケートは1993年からはじめ、これまで15回の世界選手権、3度の冬季五輪を取材。選手のみならず、コーチ、ジャッジ、ISU関係者など幅広い人脈を駆使して多面的な視点から執筆。著書に「氷上の光と影」(新潮社)他。

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