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帝京大学 vs. 東海大学
4月下旬から始まったラグビー関東大学春季交流大会。関東大学対抗戦とリーグ戦の上位3チームが総当たりで対戦するAグループは、5月26日(日)に第4節を迎えた。
大学選手権で、3年連続12回目の優勝を達成した帝京大学(関東対抗戦1位)が山梨・JITリサイクルインクスタジアムに、リーグ戦6連覇中の東海大学(リーグ戦1位)を迎えた。つまり対抗戦、リーグ戦の王者同士の激突となった。
帝京大学は昨季と大きくメンバーが替わる中、春季大会は法政大学(リーグ戦3位)に61-7、流通経済大学に57-19と快勝し、調子は上向きだ。セットプレーで、やや不安定な面を見せたこともあったが、接点での力強さは今季も変わらない。
ただ、この試合では前節先発していたキャプテンのFL(フランカー)青木惠斗(4年)、LO(ロック)本橋拓馬(4年)、新人のFL福田大和(中部大春日丘出身)の3人。さらにPR(プロップ)森山飛翔(2年)は、15人制日本代表のトレーニングスコッドに選ばれて、菅平合宿中のため試合に出場することはできなかったが、相馬朋和監督は「いつも練習している仲間ですから、自信を持って送り出した」という。
一方、春季大会の初戦を先週迎えた東海大学。前節の早稲田大学戦では前半連続トライでリードした場面もあったが、イエローカードから崩れてしまい、26-59で大敗。規律、ディフェンスの部分を修正しつつ、接点、セットプレーでプレッシャーを掛けて、BK(バックス)陣にいいボールを供給し、昨季王者に勝利したいところだった。
試合は曇天の中、1300人を超える観客を集めて午後1:00にキックオフされた。序盤はチャレンジャーの東海大学が、ボールを継続してアタックを仕掛ける。
エースWTB(ウィング)中川湧眞(4年)と小池椋太(3年)、最後尾のFB(フルバック)千葉康瑛(4年)のランでゴール前に果敢に攻め込むが、相手ディフェンス、タックルの圧力もあり、ゴールラインを超えることができなかった。
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