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ラグビー コラム 2024年3月14日

6位トヨタヴェルブリッツは上昇気流に乗れるか。3位東京サントリーサンゴリアスと豊田スタジアムでバトル!NTTジャパンラグビーリーグワン2023-24第10節交流戦

ラグビーレポート by 多羅 正崇
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サンゴリアスは前節ライナーズ戦から先発6名の変更。

フォワードは4名。プロップの2人(小林賢太垣永真之介)にLOサム・ジェフリーズ、FL山本凱が先発を託された。

バックス2名の変更はハーフ団。SH流大とSOニコラス・サンチェス。元日本代表とアルゼンチン代表の“熟練者コンビ”で、スミス&バレットの黒衣コンビに対抗する。

サンゴリアスは、バックスリー(ウイング、フルバック)を中心にキックゲームで優位に立ちたい。両翼の尾崎兄弟(泰雅晟也)とFB松島幸太朗、SOサンチェスのプレー精度は重要だろう。

迎え撃つヴェルブリッツは、強みでもあるディフェンスのブレイクダウンで力を発揮したい。

アグレッシブに連続攻撃を仕掛けるサンゴリアスとの試合は、ブレイクダウンの数が多くなる。ボール争奪の局地戦を制圧できれば、サンゴリアスのプランを崩すことができるだろう。

ヴェルブリッツは勝利と敗北を繰り返しており、今季はまだ連勝がない。地元愛知で今季初の2連勝を飾り、連鎖を断ち切れるか。

4万5千人を収容する最大客席斜度38度のメガスタジアム、豊田スタジアムで、ゲームは14時30分にキックオフ。要注目の大型バトルだ。

文:多羅 正崇
多羅正崇

多羅 正崇

スポーツジャーナリスト。法政二高-法政大学でラグビー部に所属し、大学1年時にスタンドオフとしてU19日本代表候補に選出。法政大学大学院日本文学専攻卒。「Number」「ジェイ・スポーツ」「ラグビーマガジン」等に記事を寄稿.。スポーツにおけるハラスメントゼロを目的とした一般社団法人「スポーツハラスメントZERO協会」で理事を務める。

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