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V字回復へ!黒星先行の2チームが駒沢で激突。「リコーブラックラムズ東京×クボタスピアーズ船橋・東京ベイ」。ジャパンラグビーリーグワン2023-24第6節交流戦
ラグビーレポート by 多羅 正崇ブラックラムズ東京 vs. クボタスピアーズ船橋・東京ベイ
V字快復へ必勝態勢だ。
NTTジャパンラグビーリーグワン2023-24のディビジョン1(D1)は第6節交流戦に入った。
1月27日(土)は、東京・駒沢オリンピック公園総合運動場陸上競技場で、10位(1勝4敗)のリコーブラックラムズ東京が、7位(2勝3敗)のクボタスピアーズ船橋・東京ベイを迎え撃つ。
ホストのブラックラムズは2024年初陣の花園近鉄ライナーズ戦で、待望の今季初白星。前節は横浜キヤノンイーグルスとの伝統「複写機ダービー」に8-24で敗れ、4敗目を喫した。
前半はブラックラムズがシンビンを受けながらも1点リード(8-7)。泥臭いファイトを信条とする黒衣軍の魅力を披露した。
しかし後半スコアは0-17。ブラックラムズの松橋周平・共同バイスキャプテンは敗戦後、得点機でのアタック精度の差が大きかった、と振り返った。
「決めるべきときに決められなかったことが勝敗を分けました。この差は大きいです。この差がトップ4に入れるかどうかを分けると思います」
その前節から、ブラックラムズは先発8人を変更した。
フロントローの全員(PR西和磨、HO武井日向、PR大山祥平)。FLブロディ・マクカラン。センターコンビはハドレー・パークスと池田悠希へ。
ウイングはファカタヴァ兄弟の大東大後輩であるシオペ・タヴォ。フルバックにはマット・マッガーン。前節に続いて好選手を揃えた。
変わらぬスタメン組では、ここまでフランカー起用だった日本代表アマト・ファカタヴァは今季ロックで初先発する。
今節のもう一つの大きな配置転換は、開幕5戦で15番先発だったエース、アイザック・ルーカスのスタンドオフ起用だろう。
アイザック・ルーカスは第5節終了時でボールキャリーがD1最多92回。DF突破25回は同6位。今季も大車輪の活躍だ。
スタンドオフはファーストレシーバーになる事が多い。ボールタッチは増えるが、ランメーターは落ちやすい。エースアタッカーの10番起用は吉と出るか。
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