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ラグビー コラム 2023年10月21日

慶應義塾大学、序盤からスクラムを中心に成蹊大学を圧倒できるか。ラグビー関東大学対抗戦

ラグビーレポート by 慶應スポーツ新聞会
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モールに絶対的な自信を持つ慶大

慶應義塾大学はここまで2勝1敗、勝ち点9で4位。対する成蹊大学はまだ勝ち星をあげられていない。慶大にとっては優勝争いに絡むためにも、勝ち点5が欲しいところ。

本試合のみどころは、前半と後半の序盤の攻防にあるだろう。特に慶大自慢のFW(フォワード)が、序盤からスクラムやモール中心に相手を圧倒できるかというところは、注目する価値がありそうだ。お互いのこれまでの戦いを振り返る。

慶大はラインアウトからモールを組み、FW戦に持ち込むという戦術に自信を持っているように見える。第3戦でも、相手のペナルティからタッチでインゴール付近まで前進し、モールを組んだ末、HO(フッカー)中山大暉が3トライを上げるなど、その形はいつ繰り出しても成功するという完成型になっている。

しかし、注目すべきはここ3戦での得点の時間帯だ。慶大はここまで8トライ含む、66点を記録しているが、前後半開始から20分までの得点は2トライ、2PG(ペナルティゴール)の16点。

2勝は両方逆転勝ちで、特に立教大学戦ではロスタイム10分、あるいはそれ以上の時間を戦い逆転勝ち。負けた筑波大学戦もロスタイムでの逆転負けであり、これまで追いかける展開や接戦になることが多かった。相手の疲れが出始めた頃に、FW中心に畳みかけ得点を上げれていること、リードされていても決して諦めない執念の2つが、この傾向を生み出しているようだ。

慶大伝統のディフェンス

終盤に得点が多い要因は他にもあるだろう。課題を試合中に解決する修正能力の高さである。3戦とも序盤はスクラムでコラプシングを取られたり、警告を受けたり、相手のスクラムのプレッシャーもあるとは思うが、組みにくそうなシーンも多かった。

青山学院大学戦でも初めはスクラムに苦戦し、得点を許してリードされる展開であった。しかし、相手のコンバージョン中などにPR(プロップ)岡広将主将が円陣を組み、気をつけるべきポイントをメンバーで共有し、勝負どころでスクラム戦を制すと、後半は無失点と見事なディフェンスを見せた。

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