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ラグビー コラム 2023年9月21日

【ハイライト動画あり】ウルグアイ奮闘で前半リードも、後半にイタリアが地力示す。ラグビーワールドカップ2023プールAレビュー。

ラグビーレポート by 直江 光信
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9月14日の初戦でフランスに12-27と善戦し一躍注目の的となったウルグアイが、またまたスタジアムを沸かせた。ワールドラグビーランキングで5つ上のイタリアを相手に、前半を17-7とリードしての折り返し。後半、不用意なプレーで失点を喫し、立ち上がりから全開で飛ばした疲れもあって最終的に17-38と突き放されたものの、気迫満点のファイトでこの日も多くのファンの心をつかんだ。

フェリペ・エチェヴェリ(ウルグアイ)

ウルグアイのパッションと活力は、開始直後から際立っていた。マイボールのキックオフを深く蹴り込み、ディフェンスで鋭く体を当ててペナルティを奪取。SOフェリペ・エチェヴェリのPGはわずかに左へ逸れたが、この試合にかける意気込みをさっそく示す。

最初のスコアが刻まれたのは7分。イタリアがターンオーバーからの切り返しで相手陣ゴール前でのマイボールスクラムを得ると、FW8人がひと塊になったプッシュでウルグアイをめくり上げる。一度目は仕留めきれなかったものの、二度目にWTBロレンツォ・パニがサイドを割って右中間に飛び込み、先制のトライをマークした。

しかしここからウルグアイの反撃が始まる。口火を切ったのは背番号6のFLマヌエル・アルダオだ。8分過ぎに1発目のジャッカルを決めると、16分には相手ラックにすばやく絡んでボールを奪取。さらに19分にもジャッカルでノットリリースザボールのペナルティをもぎ取り、文字通りゲームの流れをたぐり寄せる。

奮闘が結実したのは25分過ぎだ。敵陣ゴール前でFWが粘り強く近場を攻め、イタリアのLOニコロ・カンノーネをシンビンに追い込む。続くラインアウトからモールを形成し、ずらしながら押し切ってインゴールへ。TMOでグラウンディングは確認できなかったが、相手に反則があったという判定でペナルティトライが認められ、イタリアPRダニーロ・フィチェッティにはイエローカードが呈示された。

15人対13人の圧倒的優位に立ったウルグアイは、このチャンスに乗じてなおも激しく攻め立て、34分過ぎからイタリアをゴール前に釘づけにする。辛抱強くアタックを継続して圧力をかけ続け、最後は左ショートサイドを突いてWTBニコラス・フレイタスがコーナーにダイブ。SOエチェヴェリの難しい角度のコンバージョンも決まり、14-7とリードを奪った。

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