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ラグビー コラム 2023年9月11日

【ハイライト動画あり】これぞワールドカップ。壮絶な死闘は劇的な結末で幕を閉じる。ウエールズ×フィジー戦レビュー。

ラグビーレポート by 直江 光信
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ウェールズ-フィジー

劇的な結末となったウエールズ対フィジー戦

戦前の見立てでは互角かややフィジー優勢。2007年のフランス大会では4点差の惜敗を喫し、プールマッチ敗退の苦汁をなめたウエールズにすれば、これ以上なく燃えるシチュエーションだっただろう。同じ轍は絶対に踏まぬ。その心意気が、予想通りの激闘となったゲームでウエールズに白星をもたらした。

試合はキックオフ直後からめまぐるしく動いた。先にスコアを刻んだのはウエールズだ。開始3分にSOダン・ビガーが約45メートルのゴールを決めると、7分にはCTBジョージ・ノースのラインブレイクから一気に相手陣22メートル線内まで前進。ラックから左オープンを攻め、WTBジョシュ・アダムスがコーナーに飛び込む。

もちろんフィジーも黙ってはいない。13分、中盤ラインアウト起点の連続攻撃でキャプテンのCTBワイセア・ナヤザレヴが力強く右中間へ駆け抜けると、17分には今大会のスター候補のひとりであるCTBセミ・ランドランドラのあざやかなスラロームランから、オフロードを受けたFLレキマ・タンギタンギヴァルが走り切ってトライ。ゴール成功で14-8とゲームをひっくり返した。

このままフィジーがたたみかけるかと思われた場面。しかし規律の乱れでみずから流れを手放してしまう。24分にディフェンスラインのオフサイドでウエールズSOダン・ビガーのPGを許し、25分以降は危険なタックルで与えたペナルティから自陣ゴール前に釘づけにされた。

逆にウェールズはこのチャンスを逃さず仕留め、CTBニック・トンプキンスがタックルを受けながら絶妙のパスでノースのトライを導く。コンバージョン成功でふたたびウエールズが18-14と前に出た。

30分以降はフィジーが敵陣レッドゾーンで猛攻を仕掛け、34分にPRエロニ・マウィがポスト左に飛び込んだが、これはグラウンディング寸前にボールが手からこぼれていたとのTMO判定でノートライに。39分のゴール前ラインアウトのチャンスもウエールズの好ディフェンスにあと一歩を崩し切れず、18-14で前半の40分を折り返した。

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