【ハイライト動画あり】早稲田大学、多彩なアタックで立教大学との開幕戦に勝利。ラグビー関東大学対抗戦

32分、敵陣ゴール前のスクラムで、SO（スタンドオフ）野中健吾（スポ2＝神奈川・桐蔭学園）からボールをもらった伊藤がBK（バックス）2人の頭を超える長いパスを、大外に走り込んだWTB（ウィング）福島秀法（スポ2＝福岡・修猷館）に通してトライを奪った。着実に攻め続けた早大が、64-7と快勝を収めた。

ゲームキャプテンを務めたCTB岡崎颯馬（スポ4＝長崎北陽台）が、「今日は、先に仕掛けるというところをテーマに挑みました」と話すように、大きくボールを展開するアタックや、モールなどの多彩なオプションを駆使して立大を圧倒した早大。

一方で「前半に多くミスをしたところが課題だと思います」（伊藤）と、前半の入りにミスがあった点に関しては、この先の試合に向けて修正も必要だ。次戦の筑波大学戦、そしてその先の対抗戦優勝に向けて、プレー細部の精度を上げていきたい。

文・西川龍佑、／写真：川上璃々（早稲田スポーツ新聞会）