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【RWC2023出場国紹介:サモア】日本代表とはRWCで3大会連続の対戦 ベン・ラムも加入。最強布陣で世界に挑む
ラグビーW杯2023出場国紹介 by 村上 晃一
2大会連続で決勝トーナメント進出を目指す日本代表にとって怖い相手になった。7月22日、札幌ドームでサモアと戦った日本代表は、22-24で敗れた。前半30分、リーチ マイケルが危険なタックルでレッドカードを受けたなかでの接戦のため、15人であれば勝てるだろうと考えるのは危険だ。スクラムは日本代表FWの総体重と80kgの差があり、その重さに苦しめられた。ラインアウトでは逆にプレッシャー掛け、連続アタックをしかけるもミス、反則でチャンスを逸した。最後は勝負を決める難しいゴールを元オーストラリア代表SOクリスチャン・リアリーファノに決められた。
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国代表規定の変更でルーツを持つ国であれば2カ国目の代表になることが可能になり、サモア、フィジー、トンガは軒並み選手層が分厚くなった。サモアもリアリーファノのほか、元ニュージーランド代表PRチャーリー・ファウムイナ、FL/NO8スティーヴン・ルアトゥア、SOリマ・ソポアンガ、元ニュージーランド7人制代表のベン・ラムらが加わった。ファウムイナは2015年ラグビーワールドカップ(RWC)の優勝メンバーだ。
7月の日本代表戦には参加しなかったメンバーも多い。共同キャプテンのPRマイケル・アラアラトア(アイルランド・レンスター)、元U20ニュージーランド代表LO/FLクリス・ヴイ(イングランド・ブリストル)がおり、ルアトゥア、ソポアンガ、ラムも来日していない。ベン・ラムは7人制で活躍しただけではなく、スーパーラグビーで32トライを記録したスピードスター。また、イングランドのサラセンズで活躍する198cmの長身で、LO、FLをこなすセオドア・マクファーランドもRWCメンバー入りした。札幌にやってきたチームよりもはるかに強い編成で日本に挑んでくるということだ。
サモアのラグビー協会設立は1924年。青いジャージの胸のエンブレムには、南十字星と椰子の木が描かれている。チームの愛称は勇者を意味する「マヌ・サモア」。試合前のウォークライは勇壮で、「シヴァ・タウ」と呼ばれる。RWCでのサモアは、1987年の第1回大会から連続出場を続けており、1991年、1995年大会ではベスト8入りしている。かつては骨を砕くようなハードタックルが最大の武器だったが、海外のトップクラブでプレーする選手が増え、洗練されたスタイルになっている。また、昨年創設されたモアナ・パシフィカは、サモアとトンガの連合軍でスーパーラグビー・パシフィックに参戦している。ここでニュージーランドやオーストラリアのチームと毎週試合をこなすことで、各選手のレベルは着実に上がっている。43歳のセイララ・マプスア監督は、元サモア代表で、日本のクボタ(現クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)や釜石シーウェイブスでプレーした経験がある。
最新(8月14日)の世界ランキングは、サモアが12位、日本代表は14位。プールDでは、9月16日にチリとの第1戦に臨み、23日にアルゼンチン、そして、28日(日本時間29日、4:00)に日本代表と対戦する。プール戦最後のイングランド戦は10月7日だ。日本代表はチリ、イングランド、サモア、アルゼンチンの順で戦う。日本、サモア両国にとってプール第3戦が決勝トーナメント進出に向かって、ぜったいに負けられない試合になるということだ。
村上 晃一
ラグビージャーナリスト。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。現役時代のポジションは、CTB/FB。86年度、西日本学生代表として東西対抗に出場。87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者として活動。
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