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ラグビー コラム 2023年7月3日

【ハイライト動画あり】京都産業大、同志社大を圧倒し春の関西を制す。関西大学春季トーナメント決勝レビュー

ラグビーレポート by 直江 光信
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関西リーグ3連覇、そしてチームの悲願である日本一の旗を必ずつかみ取る。そう宣言するような気迫みなぎるパフォーマンスで、京都産業大学が関西大学春季トーナメントを制した。

気温30度を超える猛暑の中、この日の京産は立ち上がりからエンジン全開でたたみかけた。開始5分にルーキーのSH高木城治がゴールやや左のPGを決めて先制すると、6分にはFLテビタ・ポレオが自陣でのキックレシーブから鋭い走りで相手ディフェンダーと入れ替わるようにラインブレイク。外をサポートしたWTB松岡大河が右中間へ駆け抜ける。

5月28日の準決勝で天理大を41-33で破り2季ぶりに決勝に進出した同志社大も、13分にFB村岡麟太郎のPGで3点を返したが、京産は接点で厳しく体を当ててプレッシャーをかけ続け、主導権を掌握。23分には中盤でのSHのボックスキックを追ったFB辻野隼大がこぼれ球を足にかけ、そのまま左中間に押さえる。ゴール成功で15-3とリードを広げた。

これ以上離されたくない同志社は26分、身上のスピーディーな連続攻撃で相手防御を崩し切り、SO嘉納一千のピンポイントのキックパスを受けたFL鈴木崇敏が左コーナーにフィニッシュ。持ち味を存分に生かした見事なトライで勢いに乗るかと思われたが、京産はここからがたくましかった。

32分、ラインアウト起点のアタックでテンポよくフェーズを重ねてゴールラインに迫り、最後はSH高木がラックサイドをもぐってグラウンディング。これでワンチャンスでは追いつけない点差までスコアを拡大すると、PGを加えた後の40分にはハイボールに競り勝ったWTB西浩斗がそのまま約40メートルを走り切る。直後のピンチも粘り強いディフェンスでしのぎ、30-8で前半を折り返した。

後半、先に得点を挙げたのは同志社だった。キックオフ直後からキレのいい攻撃でリズムを生み出し、50分にCTB岡野喬吾がインゴールを陥れる。SO嘉納のコンバージョンも決まり、スコアは15-30に縮まった。

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