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ラグビー コラム 2023年6月26日

【ハイライト動画あり】存分に持ち味を発揮した明治大、東洋大に大勝で最終節を締めくくる。関東大学春季大会Aグループレビュー

ラグビーレポート by 直江 光信
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ともに3戦全勝、勝ち点17で並ぶ帝京大との試合前時点での総得失点差は「153」。30分遅れで始まる熊谷での帝京大早稲田大戦の結果次第で逆転優勝の可能性があるとはいえ、何よりいい内容で関東大学春季大会を締めくくることが、この日の明治大のテーマではなかったか。ここまで積み上げてきたものを余すことなく発揮し、春シーズンの成果をパフォーマンスで示す。まさにその通りの戦いぶりで、明治が東洋大から大勝を収めた。

8人平均で身長が4センチ、体重は9キロ重い大型FWを擁する東洋を相手に、明治はキックオフ直後からコンタクト局面で圧倒して主導権を握った。開始2分、ペナルティ奪取→タッチキックからラインアウトモールを押し切って早々に先制すると、10分にも同じ流れで力強くゴールラインを越える。さらに続くキックオフレシーブから80メートル以上をつなぎ切ってWTB安田昂平がノーホイッスルトライを挙げ、序盤の15分で17-0と大きくリードを奪った。

その後は完全に明治がペースをつかみ、縦横自在のアタックで次々とスコアを重ねていく。16分、23分とWTB安田が3連続トライを決めれば、27分以降にはSO伊藤耕太郎とHO松下潤一郎が交互に2度ずつグラウンディング。40分間で9度インゴールを陥れ、57-0で前半を折り返した。

後半に入っても明治の前に出る意欲と推進力は衰えず、42分にたたみかけるような連続攻撃でSO伊藤が自身3本目のトライをマーク。48分には試合前の変更でリザーブから先発に繰り上がったルーキー、東福岡の優勝キャプテンにして高校日本代表でもスキッパーを務めたFL大川虎拓郎が、密集サイドを割ってポスト右に押さえる。さらに続くキックオフからテンポよくフェーズを重ねて相手防御を崩し切り、最後は好サポートのFL福田大晟が左中間へ飛び込んだ。

一方的な展開の中、東洋が意地を見せたのはその直後だ。明治の大外へのカットパスが乱れたところにWTBボンド洋平がすばやく反応し、こぼれ球を拾って約40メートルを独走。53分にしてこの日初めてトライラインを越え、一矢を報いる。

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