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ラグビー コラム 2023年6月23日

ここまで全勝の明治大に、大型FW誇る東洋大が挑む。関東大学春季大会Aグループ最終節展望

ラグビーレポート by 直江 光信
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4月16日の成蹊大-日本体育大戦で開幕した関東大学春季大会は、いよいよ今週末で最終節を迎える。前年度の関東大学対抗戦と関東大学リーグ戦の上位3校で構成されたAグループを締めくくるのは、6月25日に行われる明治大東洋大(13時キックオフ@明治大G)と、帝京大早稲田大(13時30分キックオフ@熊谷)の2試合だ。ここでは、昨季対抗戦3位の明治大と同リーグ戦3位東洋大の一戦を展望する。

まず両校の新チーム発足後の足どりから振り返ると、明治は5月7日の流通経済大との初戦(58-12)を皮切りに、早稲田大戦(45-24)、東海大戦(41-31)と、快調に白星を重ねてきた。注目された6月3日の帝京大戦は台風接近の影響で無念の中止となったが、翌週の同志社大との定期戦も勢いを持続して38-8で完勝。B、Cチームの練習試合も含めて15人制のゲームは全勝と、充実したシーズンを過ごしている。

一方、昨季29季ぶりの昇格となったリーグ戦1部で3位に躍進した東洋は、4月23日の春季大会初戦で帝京に14-92と完敗を喫し、東海との2戦目も21-113と大敗するなど、序盤は厳しい戦いが続いた。しかし5月21日の早稲田戦で後半20分まで26-27(最終スコアは26-48)と奮闘し上昇のきっかけをつかむと、6月18日には同じリーグ戦所属の流通経済に21-29と互角の戦いを展開。ここまで勝利こそないものの、最上位カテゴリーのタフなゲームを通じてたくましく成長しつつあることをうかがわせる。

戦力面では昨季のレギュラー15人中11人が残った明治に対し、東洋は昨季大学選手権3回戦(対早稲田、19-34)の先発から10人が卒業と大幅にメンバーが入れ替わった。この点に関して、明治は豊富な経験値をベースにシーズン当初から完成度の高いパフォーマンスを発揮できた側面があるだろう。逆に東洋は新たに出場機会をつかんだ選手たちが実戦を重ねるにつれて持ち味を出せるようになったことで、チームの目指すスタイルを表現できるようになってきたといえるかもしれない。互いにいい状態で迎える最終節の戦いぶりが注目される。

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