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ラグビー コラム 2023年5月1日

【ハイライト動画あり】法政大学がブレイクダウンで主導権。立教大学との「伝統校対決」。ラグビー関東大学春季交流大会

ラグビーレポート by 多羅 正崇
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関東大学春季交流大会2023 Bグループ

【ハイライト動画】立教大学 vs. 法政大学

法政大は後半開始直後にも迫力あるブレイクダウンをみせた。

FL嶋崎がビッグタックル、そしてジャッカル成功。ショットは不成功となったが、相手反則からLO細川幹太(國學院久我山)が後半最初のトライを奪い、リードをふたたび17点(5-22)とした。

立教大はここで、前半から武器になっていたモールに活路を見出す。

後半9分に敵陣右のラインアウトモールを仕留めた。HO二木が押さえ、コンバージョン成功で10点差(12-22)。

さらに途中出場した天羽究平(桐蔭学園)が、コネクションの薄くなった右サイドを駆け抜けて連続トライ。一気に5点差(17-22)まで詰め寄ってみせた。

5点差の接戦に持ち込んだ立教大。

しかし勢いを失った契機は、やはり法政大のブレイクダウン・ワーク。

攻勢時に途中出場の佐野祐太(目黒学院)が低い姿勢でファイト。反則を誘発され、エリアを後退させられた。

その後立教大も反則を重ねながらも粘り続けたが、後半32分に途中出場の石川空悟(佐賀工業)がショートサイドで相手BKを1対1で抜き去り、殊勲の5トライ目。

終盤戦でリードを10点に広げた法政大。劣勢だったスクラムでもペナルティ奪取。80分間出場の相手フロントローに対して意地を見せた。

最後はボールを保持した立教大に得点を許さず、ノーサイド。

法政大はブレイクダウンの仕事量などで上回り、開幕戦で崩れたディフェンスを修正。大会1勝目を挙げた一方、立教大は開幕2連敗となった。

1勝1敗となった法政大は5月14日(日)、開幕戦白星の筑波大学と対戦。

立教大は同日、同じく2連敗の立正大学とぶつかる。立正大は大会2戦目で慶應義塾大学と3点差(24-27)の熱戦を演じている。

立教大と立正大、どちらが大会初白星を挙げるのか。秋冬の大学シーズンを占う、要注目のカードが続く。

文:多羅 正崇
多羅正崇

多羅 正崇

スポーツジャーナリスト。法政二高-法政大学でラグビー部に所属し、大学1年時にスタンドオフとしてU19日本代表候補に選出。法政大学大学院日本文学専攻卒。「Number」「ジェイ・スポーツ」「ラグビーマガジン」等に記事を寄稿.。スポーツにおけるハラスメントゼロを目的とした一般社団法人「スポーツハラスメントZERO協会」で理事を務める。

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