人気ランキング

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

コラム&ブログ一覧

ラグビー コラム 2023年2月9日

浦安×釜石!全勝街道の浦安D-Rocksに釜石シーウェイブスが挑む。リーグワンD2第5節

ラグビーレポート by 多羅 正崇
  • Line

バックスはSH南篤志が先発を託され、コカ・コーラ、宗像サニックスと渡り歩いてきたCTB石垣航平、青森出身の大型WTB吹越大清もスタメンに入った。

一方、2022年に千葉県浦安市を拠点とする新チームとして誕生した浦安D-Rocksは、ここまで4戦全勝。

選手の大多数は、昨季までNTTドコモレッドハリケーンズ大阪と、NTTコミュニケーションズ シャイニングアークス東京ベイ浦安に所属。

主に2チームから選手が集まった集団が、レッドハリケーンズの指揮官だった名将ヨハン・アッカーマンHC(ヘッドコーチ)を筆頭にまとまっている。

28トライ、199得点はいずれもD2最多。高い攻撃力を持つが、タックル成功率88%もD2最高。攻守にバランスの取れた粘り強い強豪だ。

しかし前節の日野レッドドルフィンズ戦は窮地だった。

試合直前のメンバー変更、風下の後半早々にレッドカードで14人となるなど逆風が吹いた。しかし14人でも得点ペースは落ちず、41-26で4勝目。

浦安D-Rocksのゲームキャプテンを務めたFL中島進護は試合後、「厳しい状況に対しても14人でやれることを証明できました」とハードワークを誇った。

浦安D-Rocksスターティングメンバー

今節は、初先発メンバーも多かった3週間前から、メンバー11人(FW7人、BK4人)を変更。

今季初先発の庵奥翔太、フランカーから転向したHO金正奎、日本代表のPR竹内柊平

ハードワークするLO小島佑太、LO金嶺志が入り、守備に長けるFLタイラー・ポール、NO8ジミー・トゥポウが先発に。

ハーフ団も変更。キャプテンのSH飯沼蓮、SOオテレ・ブラックがコンビを組み、CTBサミソニ・トゥア、WTBラリー・スルンガという突破役がスタメンへ。

また、リザーブにはアーリーエントリーされた早稲田大学のSH小西泰聖が入った。出番があれば今季初出場、リーグワンデビューだ。

浦安D-Rocksは先発経験の豊富なメンバーを並べており、シーウェイブスにとっては最高の腕試しの相手だ。

前節のシーウェイブスは序盤からモメンタム(勢い)を作られた。まずは序盤戦の攻防でしっかりと対抗したい。

セットプレーでは、特にラインアウトの安定性を高めたいところだ。スクラムは武器であり、同じく徹底的にスクラムを強化する浦安D-Rocksとの対決はどうなるか。

金曜日の関東地方は雪予報も。翌土曜日のコンディションは気になるところだが、果たして。

今週はディビジョン1が休養週。注目度が高まる一戦で、両軍は実力を広くアピールしたいところだ。

浦安D-Rocksの全勝街道は続くのか。シーウェイブスの荒波が岩を砕くのか。要注目だ。

文:多羅 正崇
多羅正崇

多羅 正崇

スポーツジャーナリスト。法政二高-法政大学でラグビー部に所属し、大学1年時にスタンドオフとしてU19日本代表候補に選出。法政大学大学院日本文学専攻卒。「Number」「ジェイ・スポーツ」「ラグビーマガジン」等に記事を寄稿.。スポーツにおけるハラスメントゼロを目的とした一般社団法人「スポーツハラスメントZERO協会」で理事を務める。

  • Line

あわせて読みたい

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

ジャンル一覧

人気ランキング(オンデマンド番組)

J SPORTSで
ラグビーを応援しよう!

ラグビーの放送・配信ページへ