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ラグビー コラム 2023年1月8日

【ハイライト動画あり】東福岡「フェニックス」、6大会ぶり7度目の優勝。高校3冠を狙った報徳学園に快勝。全国高校ラグビー大会 決勝

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
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優勝旗「飛球の旗」を受け取る

1年間、チームを引っ張ったFL大川キャプテンは「みんなハードワークしてくれて良かった。仲間を信じて、先生を信じてここまでやってきて良かった。1人1人の意識の問題で、絶対勝てるというマインドが相手より上回った」。

「相手にボールを渡してもディフェンスしてハッピーになれた。ディフェンスの時間が長くなってもネガティブなことはなかった。中盤、ペナルティはあったが、ハードワークしたことが、41-10の点差につながった。(ディフェンスして)みんながハッピーになれる時間が長かった」と笑顔を見せた。

報徳学園の西條裕朗監督

惜しくも「3冠」&花園初優勝を逃した報徳学園の西條裕朗監督は、「花園に来て1戦1戦成長して、本当にたくましいチームになりました。FWがボールを前に出して、BKがよく走った。個々のフィジカル、走力、接点での圧力もそう、私たちが思ったより東福岡が強かった。1トライしかできませんでしたけど、選手たちはよくやったと思います」と振り返った。

準優勝の報徳学園

FL植浦キャプテンは、「ブレイクダウンで負けたら勝てないので、そこが敗因です。低さと速さで勝負しようとしたが、それ以上に(東福岡は)速さもフィジカルもあった。押し込まれて、気持ちも後ろにいった。僕らは負けてしまったので、次の学年に優勝してほしい」と気丈に話した。

春の選抜大会の決勝戦では辞退勧告を受けて不戦敗となり、さらに夏のセブンズでも報徳学園に負けて悔しい思いをしてきた東福岡。5年連続準決勝で敗戦してきた壁も破り、「フェニックス」のチーム名の通り、見事に復活の7度目の優勝を飾って、102回目の花園は幕を閉じた。

文/写真:斉藤健仁

斉藤健仁

斉藤 健仁

スポーツライター。1975年生まれ、千葉県柏市育ち。ラグビーと欧州サッカーを中心に取材・執筆。エディー・ジャパン全試合を現地で取材!ラグビー専門WEBマガジン「Rugby Japan 365」「高校生スポーツ」の記者も務める。学生時代に水泳、サッカー、テニス、ラグビー、スカッシュを経験。「エディー・ジョーンズ 4年間の軌跡」(ベースボール・マガジン社)、「ラグビー日本代表1301日間の回顧録」(カンゼン)など著書多数。≫Twitterアカウント

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