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ラグビー コラム 2023年1月8日

【ハイライト動画あり】東福岡「フェニックス」、6大会ぶり7度目の優勝。高校3冠を狙った報徳学園に快勝。全国高校ラグビー大会 決勝

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
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第102回全国高等学校ラグビーフットボール大会

【ハイライト動画】決勝 報徳学園 vs. 東福岡

後半、先に点を取ったのは5点を追う報徳学園だった。1分、相手のオフサイドから得たPG(ペナルティゴール)のチャンスをSO伊藤がしっかり決めて、10-12と2点差に追い上げる。

報徳学園SO伊藤がPGを決める

だが、その後は東福岡のペースとなる。10分、ラインアウトを起点としたアタックからSO高本とわ(3年)が裏へキック、そのボールをCTB西柊太郎(3年)がキャッチしてインゴールで押さえて、19-10と突き放す。

14分、相手オフサイドから得たチャンスを報徳学園はPGを狙わず、スクラムから果敢に攻めたが、東福岡は接点の強さを見せてターンオーバーし得点を許さない。すると18分、逆に東福岡がスクラムを起点にしたアタックから、CTB永井大成(3年)が力強いランを見せてオフロードパス、最後はフォローしたWTB上嶋がトライを挙げて26-10とリードを広げた。

後半一気に突き放した東福岡

「今、出ている選手たちが一番強い」(藤田監督)とメンバー交替をまったくしなかった東福岡の勢いは止まらなかった。23分にはNO8(ナンバーエイト)藤井達也(3年)が中央にトライ、27分にはSH高木のPGを挟んで、28分には相手キックオフのボールを自陣から大きく展開し、WTB上嶋がハットトリックとなる3本目のトライを挙げてノーサイド。

東福岡が7度目の優勝

ディフェンス、接点の強さを見せつけた東福岡が6トライを重ねて、41-10で勝利し、6大会ぶり7度目の栄冠に輝いた。なお、7度の優勝は常翔啓光学園と並んで3位タイの優勝回数となった。

7度目、そして自身が監督となって3度目の優勝を飾った東福岡の藤田監督は「『グリーンウォール』、つまり緑の壁をやり続けようというのが合言葉だった。それができた60分で、(ディフェンスが)相手の脅威になり、1トライ1PGで抑えることができたのが集大成だった」。

東福岡の藤田雄一郎監督

「5年間(準決勝)の壁が大きかったのもありますが、選手は3年間地道にできることを、自分をコントロールしながらラグビーをしてきた。3年生の底力はすごい」と選手たちを称えた。

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