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ラグビー コラム 2022年10月31日

【ハイライト動画あり】リーグ戦王者・東海大が貫禄。関東学院大から12トライ!関東大学リーグ戦

ラグビーレポート by 多羅 正崇
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ラグビー 関東大学リーグ戦2022

【ハイライト動画】関東学院大学 vs. 東海大学

東海大は前半37分にも意表を突くクイックスローインから1トライを追加したが、前半終了前のモール勝負では、再度のオブストラクションで得点できず。全体として精彩を欠いたまま、24-0で後半へ。

しかし後半の東海大は、前半の倍以上にあたる50得点を挙げた。

武藤ゆらぎ(東海大学)

まずは43分、絶対的司令塔となったSO武藤ゆらぎが、ボールを手放したかのように見えるパスダミーから独走トライを決めた――が、ここで関東学大も反撃する。

関東学大は守備でも奮闘するFL澁谷祥吾、NO8由比藤聖が激しいキャリアーとして身体をぶつけ続け、チームはCTB山村拓の突進から敵陣で猛攻。

最後は俊敏なSH服部が、パスダミー&ハンドオフでラック脇を突破。この日チーム初トライを決め、ビハインドは24点(7-31)。試合のムードを変えた。

しかし関東学大はタックル精度に課題。

トライ直後のボール確保に失敗すると、右隅に控えていた東海大のナサミラにタックラーが弾き飛ばされ、5トライ目を失う。

獅子奮迅のナサミラはアシストでも活躍し、後半16分には相手3人を引きつけてオフロードパス。CTB近藤翔耶のチーム6本目を演出した。

関東学大も途中出場組の松元陸、高(中が目)田凱斗らがエナジーを与えたが、東海大はカウンターラックからのキックパスで、初先発のWTB本間智貴が右隅へ。

終盤になってもナサミラの活動量は落ちず、途中出場の高橋の強烈タックルから、ナサミラが絡みついてターンオーバー。

関東学大もリザーブ組の村田建登が勝負を諦めないトライセーブを見せるなどしたが、後半41分にナサミラがハットトリック達成。さらに2トライを追加されて万事休す。

東海大はミスが多かった前半を修正し、後半だけで8トライを挙げて74-7で大勝。POM(プレイヤー・オブ・ザ・マッチ)はFLナサミラが受賞。チームは3トライ差以上のボーナス付きの最大勝点5を奪い、リーグ首位を守った。

5敗となった関東学院大の次戦は11月13日(日)、大東文化大学から2勝目(3敗)を奪った日本大学と、長野Uスタジアム(長野県長野市)で対決。

リーグ戦残り2試合、このまま5連覇まで突き進みたい東海大。次戦は11月13日、神奈川・小田原市城山陸上競技場で、1勝4敗の大東文化大学を迎え撃つ。

いよいよ終盤戦。関東大学リーグ戦の結末から目が離せない。

文:多羅 正崇

多羅正崇

多羅 正崇

スポーツジャーナリスト。法政二高-法政大学でラグビー部に所属し、大学1年時にスタンドオフとしてU19日本代表候補に選出。法政大学大学院日本文学専攻卒。「Number」「ジェイ・スポーツ」「ラグビーマガジン」等に記事を寄稿.。スポーツにおけるハラスメントゼロを目的とした一般社団法人「スポーツハラスメントZERO協会」で理事を務める。

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