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ラグビー コラム 2022年10月15日

【ハイライト動画あり】JAPAN XV、シリーズ最終戦で待望の勝利。対オーストラリアA第3戦レビュー

ラグビーレポート by 直江 光信
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松島幸太朗

快勝の流れから一転、最後は薄い氷の上で歩を進めるような展開。それでも最後に勝ち切ったことには、大きな価値がある。

ワラビーズ予備軍のオーストラリアA代表を招いての3連戦のシリーズ最終戦。国代表同士の試合ではないためJAPAN XVとしての対戦ながら、位置づけは限りなくテストマッチに近い。そんな大切なゲームで、桜の勇士たちは築き上げてきたスタイルを随所に発揮して勝利をつかみ取った。

山中亮平

これまでの2戦と同様、この日も先にスコアを刻んだのはJAPAN XVだった。開始3分、中盤の右展開からCTBディラン・ライリーが防御裏へキックを転がし、すばやく反応したWTB松島幸太朗がライン際でキャッチ。内へのリターンパスを足にかけたFB山中亮平がそのままインゴールで押さえ、早々に先制トライを挙げる。

その後9分にオーストラリアAにトライを奪われ追いつかれるも、JAPAN XVは速いテンポでボールを動かしてリズムを生み出し、徐々に勢いを盛り返す。そして18分、ゴール前で得たマイボールラインアウトから、NO8テビタ・タタフが豪快にタックラーを弾いてグラウンディング。ふたたび先行すると、22分にも同じような位置のラインアウトでタタフがサインプレーからあざやかに抜け出し、インゴールへ滑り込んだ。

さらにその5分後には、小刻みなパスのつなぎからCTBライリーがラインブレイクし、巧みなコースどりで50m近くを走り切ってゴールラインを越える。いずれもSO李承信がゴールを決め、スコアは一気に28-7まで広がった。

オーストラリアAもここで集中力を発揮し、32分、36分とミスに乗じて2トライを返したが、JAPAN XVは前半終了間際にもスピーディーなオープン攻撃でWTB松島が大外のスペースを駆け抜けトライ。世界的強国とはいえ、フル代表でないチームに3つ続けて負けるわけにはいかない。そんな決意が立ち上るようなパフォーマンスで、最初の40分を終えた。

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