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ラグビー コラム 2022年10月7日

2連勝の優勝候補天理大に、前節近畿大を倒し勢いに乗る関西学院大がチャレンジ。ラグビー関西大学Aリーグプレビュー

ラグビーレポート by 直江 光信
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10月も2週目に入ってようやく気温が下がり始め、本格的なラグビーシーズンの到来を実感する季節になってきた。そうした中、関西大学Aリーグは今週末から来週末にかけて第3節が行われる。春季トーナメントで両校優勝を果たした京都産業大天理大が前評判通りの強さを誇示する一方、大学選手権の出場枠(上位3校)をめぐる争いはさっそく激化しており、今後の展開を占う上で注目のカードが並ぶ節となった。

すでに全勝は京都産業大と天理大の2校だけで、4校が1勝1敗で追いかける状況の中、10月9日(日)の鶴見緑地球技場では天理大と関西学院大が対戦する(14時キックオフ)。関西学院大は昨季最下位と低迷したものの、多くの主軸が残った今シーズンは春、夏と手応えを感じる戦いを続けており、第2節では前年2位の近畿大に27-7で快勝した。昨年のリーグ戦でも天理大に17-38(前半は12-26)と健闘しているだけに、強い意気込みで臨んでくるはずだ。

近畿大戦では身上のディフェンスで出足鋭くプレッシャーをかけて相手のミスを誘発し、接点でひたむきに体を張り続けて後半に15点を奪って突き放した。中盤まではどちらに流れが傾くかわからない拮抗した展開の中、細かいエラーはありながらも集中力を維持し、ボーナスポイント付きの勝利を手にしたことはチームにとって自信になるだろう。非凡なランニングで2トライを挙げプレーヤーオブザマッチに選出されたFB武藤航生、昨冬の花園を制した東海大仰星の主軸で1トライをマークしたWTB中俊一朗のルーキー2人の決定力も光った。

京都産業大との初戦も19-69と大敗を喫したものの、厳しいコンタクトに慣れてきた後半は3トライを返して19-26と善戦しており、次戦に期待を抱かせる内容だった。FWはセットプレーに課題を残すものの、運動量豊富で献身的なハードワーカーがそろっており、BKには個の力で局面を打開できる世代屈指のタレントを擁する。強力なセットプレーとスピーディーな展開力を兼ね備える天理大が相手となる今節は、ここまで積み重ねてきたものをぶつけるこれ以上ないチャレンジの機会といえるだろう。

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