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ラグビー コラム 2022年4月28日

重大局面!三重ホンダヒートは勝てばD1昇格。花園近鉄ライナーズは順位決定戦初陣!

ラグビーレポート by 多羅 正崇
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ライナーズの大きな武器は攻撃力だ。

今季リーグ戦ではD2最多の77トライ(ヒートは38トライ)。ボールキャリー1回あたりの前進力を表す平均ゲインも「8.3」と高値だ(ヒートは6.9)。

ヒートとの今季2度の対戦ではいずれも勝利。第3節では50-19で大勝し、第8節では後半に逆転して40-30で連勝を決めた。

花園近鉄ライナーズ スターティングメンバー

3連勝を決めたい大一番で、ライナーズに頼もしいオーストラリア代表コンビが戻ってきた。

リーグ戦第7節以来、約1か月半ぶりにSHウィル・ゲニア(豪州代表110キャップ)、SOクエイド・クーパー(同75キャップ)がスタメン復帰。大舞台に強い2人がチームのアタックを指揮する。

ライナーズは98-12で大勝したリーグ戦最終節(釜石シーウェイブスRFC戦)から、上記2人を含め先発15人中7人を変更。

帝京大学出身のPR李城ヨン(金に庸)、いぶし銀のLO松岡勇、そしてキャプテンのFL野中翔平

クルセイダーズなどでのプレー経験があるFLジェド・ブラウンは、派手さはないが愚直な仕事で貢献するザ・フランカー。そして的確な判断力が光るFB竹田宜純の7人だ。

要注目は、新加入したトンガ代表28キャップのPRシラ・プアフィシ。流石のスクラムパワーで、今季チームが強化しているスクラムのパワーアップに貢献している。

スクラム勝率ではライナーズの86.4%に対し、ヒートが93%と上回っている。セットプレーを安定させ、ラインに安定したボールを供給しながら自慢の攻撃力を披露したい。

ヒートは勝利すれば歴史的な瞬間。ライナーズはD1昇格へ必勝を期する。運命のキックオフは、土曜日の午後2時30分だ。

文:多羅 正崇

多羅正崇

多羅 正崇

スポーツジャーナリスト。法政二高-法政大学でラグビー部に所属し、大学1年時にスタンドオフとしてU19日本代表候補に選出。法政大学大学院日本文学専攻卒。「Number」「ジェイ・スポーツ」「ラグビーマガジン」等に記事を寄稿.。スポーツにおけるハラスメントゼロを目的とした一般社団法人「スポーツハラスメントZERO協会」で理事を務める。

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