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ラグビー コラム 2022年4月7日

ディビジョン1もリーグ戦2巡目に突入。その最初のゲームで、首位サンゴリアスとレッドハリケーンズがどんな戦いを見せるか。リーグワン第12節プレビュー

ラグビーレポート by 直江 光信
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クリーンブレイク数ランキング

プレーヤーのマッチアップで楽しみなのは、サンゴリアスWTBテビタ・リーとレッドハリケーンズWTBラリー・スルンガのフィニッシャー対決だ。リーは現在トライランキングで首位に立っており(9本)、昨季のトップリーグでトライ王に輝いた決定力を今季もいかんなく披露している。一方スルンガも苦しいチーム状況の中で全体5位タイのクリーンブレイク数(8回/リーも同数)を記録するなど、実力は十分。見応えある走り合いを期待したい。

東京サンゴリアススターティングメンバー

キックオフ48時間前に発表されたスターティングラインアップを見ていくと、サンゴリアスは2週前の横浜キヤノンイーグルス戦から6人を変更した。いずれも前節リザーブからの繰り上がりで、FWでは森川由起乙が1番、ハリー・ホッキングスが5番、飯野晃司が6番で出場。BKではSH齋藤直人とCTB森谷圭介、WTB仁熊秀斗が先発で登場する。

注目のNZ代表ダミアン・マッケンジーは、第10節NTTコミュニケーションズシャイニングアークス東京ベイ浦安戦以来今季2度目となるSOでの出場。またリザーブに名を連ねた箸本龍雅は、出ればこれがサンゴリアスでの公式戦初キャップとなる。東福岡高校、明治大学と世代随一の存在として活躍してきた大器だけに、注目を浴びそうだ。

NTTドコモレッドハリケーンズ大阪 スターティングメンバー

対するレッドハリケーンズは、前節クボタスピアーズ船橋・東京ベイ戦から5人を入れ替えた。1番に岡部瞬、3番に金廉と両PRが替わり、強烈な突破力が自慢のナエアタルイがNO8に復帰。前節8番で出場したタイラー・ポールはLOに入る。カテゴリBの海外出身選手を3人並べ、FWにウエートを置いた布陣という印象だ。

BKではこの3月に合流したばかりのSHティアン・メイヤーが、前節リザーブから2試合目で先発入り。FBからシフトしたSO高野祥太とHB陣を組む。前節10番で出場のパエアミフィポセチは本来のCTBに戻り、FBには山本貫太が入った。リザーブで第2節以来のメンバー入りとなったミスターレッドハリケーンズ、茂野洸気がどんなランを見せるかも楽しみにしたい。

なお両者の一巡目の対戦は2月6日の第5節で、この時はヨドコウ桜スタジアムでビジターのサンゴリアスが22-3で勝利している。ホストが入れ替わる9週間後の再戦は、果たしてどのような戦いになるのか。終盤戦のスタートとして、それぞれにとっても、リーグ全体の観点でも、内容が注目される一戦となる。

文:直江 光信

直江 光信

スポーツライター。1975年熊本市生まれ。熊本高校→早稲田大学卒。熊本高校でラグビーを始め、3年時には花園に出場した。著書に「早稲田ラグビー 進化への闘争」(講談社)。現在、ラグビーマガジンを中心にフリーランスの記者として活動している。

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