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ジャパンラグビー リーグワン、「NTTコミュニケーションズシャイニングアークス東京ベイ浦安」と「NTTドコモレッドハリケーンズ大阪」、NTTグループの2チームが再編
ラグビーレポート by 斉藤 健仁つまり、実質の運営チームのプロ化という形になろう。また、NTTコミュニケーションズシャイニングアークス東京ベイ浦安を引き継ぐ形のチーム(※名称未定)となるため、チームが今季残留すれば、そのまま来季もディビジョン1で戦い、もし降格したらディビジョン2で戦うことになる。
また、NTTドコモは大阪市を拠点に社員選手等で構成されたチーム(名称未定)を別に運営・保有するため、現在ディビジョン1のNTTドコモレッドハリケーンズ大阪は、強化の面での運営方針が異なるため、再審査の上、来季はディビジョン1から降格し、ディビジョン3で戦うことになる方向だという。
リーグワンの東海林専務理事は「企業経営として、1つの企業体でラグビーチームを2つ持つということはなかなか難しいということがあり、その中であってもリーグの発展のために、2つのチームを維持する方法を考えて、今回に至ったと理解している。両チームとも形は変わるが、多様な形で地域を盛り上げていくことを維持していただいた」と評価した。
リーグワンの4月上旬の理事会を経て最終決定となるが、現在ディビジョン1で戦っているNTTドコモレッドハリケーンズ大阪が再審査の上、来季ディビジョン3で戦うことになると、ディビジョン2の1位、ディビジョン3の1位チームはそれぞれディビジョン1、ディビジョン2へ自動昇格になる予定だ。
また、入替戦はディビジョン1のNTTドコモレッドハリケーンズ大阪を除いた下位2チームと、ディビジョン2の2位と3位チームが対戦、またディビジョン2の5位、6位とディビジョン3の2位と3位のチームが対戦することになりそうだ。
また、今回の件はNTTがリーグをスポンサードしていることとは相関関係はなく、東海林専務理事は「現実の話としてすべてのプロスポーツが、企業から何らかのご支援をいただいているのが実情です。それ自体、問題だと思っていません」。
「企業とスポーツが連携して、新しいリーグのあり方を作っていきたい。ただ、こうした企業の再編はある意味、やむ得ない部分がある。しかし、その中でファン、選手、関係者に価値を提供し続けることをしっかり実現したい」と話した。
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