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BK(バックス)は2名が変更、1人はポジションが変わった。SH(スクラムハーフ)にはライオンズ戦で初キャップを得た齋藤直人(サントリー)が初先発に抜擢された。また、右WTB(ウィング)には、この試合が初キャップとなるセミシ・マシレワ(近鉄)が14番を背負い、同じ近鉄のシオサイア・フィフィタと両翼を担う。松島幸太朗(クレルモン)はWTBからFB(フルバック)へと下がった。
指揮官は齋藤、マシレワを先発に起用した理由を「(齋藤に関しては)特別期待していることはなく、SHとしてやるべき自分の仕事パス、ラン、キックの精度を高く、的確な判断をしてボールを供給するといったことをしっかりとやってほしい。若い選手ですが、ライオンズ戦という大きな試合の中で、堂々とプレーしていたのは印象的でした」。
「マシレワは別府(合宿)でのケガもあり、初戦では使えませんでしたが、今はコンディションも問題なく、スキルが高く、特にハイボールが得意なのでキッキングゲームに期待をしています」と説明した。
控えも7人がライオンズ戦に選ばれたメンバーだが、今回はFW6人とBK2人ではなく、FW5人とBK3人に戻し、CTB(センター)シェーン・ゲイツ(NTTコミュニケーションズ)が、ベンチから初キャップをうかがう。「(ゲイツは)トップリーグではいいプレーをしていましたが、テストレベルのプレッシャーのかかった試合を経験してレベルアップしてほしい」。
初キャップを狙ったFLベン・ガンター(パナソニック)、WTBゲラード・ファンデンヒーファー(クボタ)は残念ながら、今回の遠征で桜のジャージーを着ることはかなわなかった。
2人を起用しなかったことを聞かれてジョセフHCは「答えはシンプルです。ガンターはリーチと同じポジションです。姫野、マフィもいる。そしてゲラードは松島と同じ(ポジション)です。非常に競争の激しいポジションです」。
「他の選手よりも高いパフォーマンスが要求されます。トップリーグではなく、日本代表のジャージーをかけたポジション争いです。それが理由です」と説明した。
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