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ラグビー コラム 2021年6月28日

ラグビー日本代表、歴史的試合で手応え 後半、スピード勝負に活路

村上晃一ラグビーコラム by 村上 晃一
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ライオンズは、前半7分にアラン ウィン・ジョーンズ主将が肩を痛めて退場するアクシデントに見舞われるが、12分、CTBバンディ・アキ(アイルランド)の突進でゴールに迫り、最後はWTBジョシュ・アダムス(ウェールズ)のトライで先制。18分にはファンデルメルヴァがタッチライン際の僅かなスペースを駆け抜けてトライ。いずれも難しいゴールをSOダン・ビガー(ウェールズ)が決めて、14-0とする。23分には、日本代表の反則を誘ってPKからタッチキックでラインアウト。ここからモールを押し込み、日本代表のCTB中村亮土もモールディフェンスに入ったところで、CTBロビー・ヘンショウ(アイルランド)が縦に走り込んでトライし、21-0とリードを広げた。ここまでは接点で圧力を受ける日本代表のミス、反則が目立った。

後半も先にトライを取ったのはライオンズだった。9分、日本代表の前に出るディフェンスのギャップをついて、FLタイグ・バーン(アイルランド)が走り込み、28-0とする。ここで、日本代表ベンチが動く。PRヴァル アサエリ愛、FL姫野和樹テビタ・タタフ、SH齋藤直人を投入し、攻撃をテンポアップした。姫野、タタフの突進力と、齊藤の素早いパスワークはライオンズにプレッシャーを与えた。

19分、ライオンズのゴール前でラインアウトを得た日本代表は、姫野がボールを持ち出し、タタフのサポートを受けながらトライ。ライオンズとの初対決での初トライをあげる。その後も、素早いパスワークでボールを動かし続け、トライチャンスを作った日本代表だったが、スコアはSO田村優がPGを追加し、28-10とするにとどまった。

ミスや反則で自陣に押し込まれ、ディフェンスの連携が崩れて失点することが多かったが、素早いパスでディフェンスの的を絞らせず、松島幸太朗が何度もラインブレイクでタックラーを置き去りにするなど日本代表が観客を沸かせるシーンは多かった。ジェイミー・ジョセフヘッドコーチも「18 か月ぶりのテストマッチだが、チームがまとまってこの試合に臨めたことを誇りに思う。後半は、スピード勝負ができたし、スキルでも勝負ができた」と手ごたえを語った。

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