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ラグビー コラム 2020年10月2日

大東文化大、モスグリーン軍団の逆襲。ラグビー関東大学リーグ戦チーム紹介

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
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BKを見てみるとSH南主将を筆頭にBKに走力の高いタレントが多いため、セットプレーを起点にしつつ、しっかりとボールを動かせば攻撃的なラグビーを見せることができよう。中でも日下監督が「BKをリードする立場として急成長中」と目を細めるのが、SO(スタンドオフ)落和史、SO/FB青木拓巳(ともに2年)の2人である。

他にもハードなランがウリで中心選手の1人、CTB(センター)シオペ・ロロ タヴォ(4年)、スピードスターのWTB朝倉健裕(3年)らもいる。新人では高校日本代表のSH稲葉聖馬(御所実業)、190cmの大型CTBペニエリ・ジュニア ラトゥらがメンバーに絡んできそうだ。

FWは大東文化大らしく、NO8(ナンバーエイト)サイモニ・ヴニランギ、LOシアレ・パウラ タモウア、PR/FLシオシファ・ラベマイ マウ トル(いずれも2年)、新人のLOスコット ケヌア ププンガトア レオネといった留学生選手たちのパワーは相手にとって驚異となろう。

また、ルーキーを見ると國學院栃木出身でスクラムの強いPR藤倉大介、大阪桐蔭出身の身長196cmのLO新屋快、御所実業出身の突破力に長けたFL/NO8西林勇登、秋田中央出身のSO小田嶋生吹、WTB佐藤亮吾らも加わり、層は厚くなった。

伝統的に強いスクラムだけでなく、SH南主将、CTBロロ タヴォ、WTB朝倉らを中心としたBKでトライを取り切りたい。南主将も「BKは昨年とあまりメンバーが変わらず、ポテンシャルの高い選手も入ってきて自信があります。スクラムを安定させて、BKで展開するラグビーがしたい」と意気込んだ。

南主将は「昨年負けたチームには勝ちたい」と言うように、リーグ戦では東海大、日本大、流通経済大といった中盤から後半で対戦するチームをターゲットにしている。まずはチーム一丸となってFW、BK関係なくボールを動かす攻撃的ラグビーで開幕から白星を重ね、強豪との対戦が続く中盤以降へと調子を上げていきたい。

文/写真:斉藤健仁

斉藤健仁

斉藤 健仁

スポーツライター。1975年生まれ、千葉県柏市育ち。ラグビーと欧州サッカーを中心に取材・執筆。エディー・ジャパン全試合を現地で取材!ラグビー専門WEBマガジン「Rugby Japan 365」「高校生スポーツ」の記者も務める。学生時代に水泳、サッカー、テニス、ラグビー、スカッシュを経験。「エディー・ジョーンズ 4年間の軌跡」(ベースボール・マガジン社)、「ラグビー日本代表1301日間の回顧録」(カンゼン)など著書多数。≫Twitterアカウント

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