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ANA CUP 第42回日本ハンドボールリーグプレーオフ
レビュー 大崎電気、北國銀行が地力示す
3月23日から25日にかけての3日間にわたり、東京・駒沢体育館で開催された「ANA CUP第42回日本ハンドボールリーグプレーオフ」(以下、プレーオフ)。大会プレビューでもお伝えしたように、前回までのトーナメント方式から、ステップラダー方式に変更されたことが、どう優勝争いを左右するかが焦点だった。
女子は23日の1stステージでレギュラーシーズン3位のソニーセミコンダクタマニュファクチャリングが4位の三重バイオレットアイリスに快勝。ソニーはその勢いとともに24日、広島メイプルレッズとの2ndステージに臨み、2位・広島メイプルレッズを土俵際まで追い詰めた。しかし、広島の底力の前に、延長で惜敗。25日の決勝、レギュラーシーズン1位・北國銀行への挑戦権は、広島がつかんだ。
レギュラーシーズン3試合は、決着がつかなかった(1勝1分1敗)上に、昨年11月の第2戦では、
広島が第38回リーグから続いていた北國のレギュラーシーズン連勝記録を59でストップさせており、まさに因縁の対決だった。好敵手同士の決勝にふさわしく、
後半残り4分を切って、20-20の同点。最後までもつれるかに思われたが、3連覇中の女王・北國が勝負所を逃がさず、河田知美、石野実加子の連打でスパート。広島の主砲・李美京に1点を返されたあとも、秋山なつみがダメ押しゴールを決めた北國が、4連覇(通算5回目の優勝)を果たした。
男子は23日の1stステージで、レギュラーシーズン4位・大同特殊鋼が、初進出の3位・豊田合成を撃破。大同は24日の2ndステージでも2位・トヨタ車体と延長にもつれ込む大熱戦を演じたが、最後は力尽き、車体の軍門に下った。
25日の決勝は、相手を待ち受けたレギュラーシーズン1位・大崎電気と車体の対戦。レギュラーシーズンでの3回の対戦は互角(1勝1分1敗)だっただけに、競り合いは必至と思われたが、車体が先制点を奪ったあと、東長濱秀希、小山哲也による3連打で勢いづいた大崎が、そのままジワジワと差を広げ、後半6分過ぎには22-12と大量10点差をつけた。車体も7人攻撃などで大崎のリズムを崩そうとしたが、GK木村昌丈の堅守が光り、攻撃でも慌てることがなかった大崎が、試合の主導権を握り続けたまま歓喜のゴールへ。3連覇(通算5回目の優勝)を達成した。
戦い方の難しさも予想された中、男女ともレギュラーシーズン1位チームが、決勝の1試合だけに集中できるアドバンテージも活かして頂点へ。MVPには大事な場面で確実にシュートを決めた男子・信太弘樹(大崎)、女子・角南唯(北國)が選ばれた。
レビュー 大崎電気、北國銀行が地力示す
3月23日から25日にかけての3日間にわたり、東京・駒沢体育館で開催された「ANA CUP第42回日本ハンドボールリーグプレーオフ」(以下、プレーオフ)。大会プレビューでもお伝えしたように、前回までのトーナメント方式から、ステップラダー方式に変更されたことが、どう優勝争いを左右するかが焦点だった。
女子は23日の1stステージでレギュラーシーズン3位のソニーセミコンダクタマニュファクチャリングが4位の三重バイオレットアイリスに快勝。ソニーはその勢いとともに24日、広島メイプルレッズとの2ndステージに臨み、2位・広島メイプルレッズを土俵際まで追い詰めた。しかし、広島の底力の前に、延長で惜敗。25日の決勝、レギュラーシーズン1位・北國銀行への挑戦権は、広島がつかんだ。
レギュラーシーズン3試合は、決着がつかなかった(1勝1分1敗)上に、昨年11月の第2戦では、
広島が第38回リーグから続いていた北國のレギュラーシーズン連勝記録を59でストップさせており、まさに因縁の対決だった。好敵手同士の決勝にふさわしく、
後半残り4分を切って、20-20の同点。最後までもつれるかに思われたが、3連覇中の女王・北國が勝負所を逃がさず、河田知美、石野実加子の連打でスパート。広島の主砲・李美京に1点を返されたあとも、秋山なつみがダメ押しゴールを決めた北國が、4連覇(通算5回目の優勝)を果たした。
男子は23日の1stステージで、レギュラーシーズン4位・大同特殊鋼が、初進出の3位・豊田合成を撃破。大同は24日の2ndステージでも2位・トヨタ車体と延長にもつれ込む大熱戦を演じたが、最後は力尽き、車体の軍門に下った。
25日の決勝は、相手を待ち受けたレギュラーシーズン1位・大崎電気と車体の対戦。レギュラーシーズンでの3回の対戦は互角(1勝1分1敗)だっただけに、競り合いは必至と思われたが、車体が先制点を奪ったあと、東長濱秀希、小山哲也による3連打で勢いづいた大崎が、そのままジワジワと差を広げ、後半6分過ぎには22-12と大量10点差をつけた。車体も7人攻撃などで大崎のリズムを崩そうとしたが、GK木村昌丈の堅守が光り、攻撃でも慌てることがなかった大崎が、試合の主導権を握り続けたまま歓喜のゴールへ。3連覇(通算5回目の優勝)を達成した。
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