人気ランキング

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

コラム一覧

モータースポーツ コラム 2026年4月3日

2026年のスーパーフォーミュラはもてぎ開幕、週末の天候でさらに混戦模様となるのか?

モータースポーツコラム by 吉田 知弘
  • Line

もてぎでの開幕は2020年以来となる

いよいよ今シーズンも全12戦の激闘が始まる2026全日本スーパーフォーミュラ選手権。ここ数年は富士スピードウェイ(2021年〜2023年)や鈴鹿サーキット(2024年〜2025年)で開幕を迎えることが多かったが、今年はモビリティリゾートもてぎがシーズン初戦の舞台となる。

同地での開幕戦は2020年以来。当時は新型コロナウイルス感染拡大の影響で、国内外のモータースポーツカレンダーが大幅に変更を余儀なくされ、8月下旬の真夏にシーズン初戦を迎えるという超変則日程だった、そのため、正規のスケジュールでもてぎが開幕戦に組み込まれるのは、スーパーフォーミュラになってから初めてのことだ。

ただ、開幕前の公式テストは例年通り鈴鹿サーキットで開催され、各チームとも準備を進めてきたが、今回のモビリティリゾートは「ストップ&ゴータイプ」と呼ばれ、急加速と急減速を繰り返すコーナーが連なっているのが特徴。もちろん中高速コーナーが連続する鈴鹿サーキットは全く異なる特徴だ。

そのため、鈴鹿テストでの勢力図がそのままもてぎで反映されるかというと難しいところがあるほか、開催時期も昨年より2週間早い4月第1週となる。気温1℃、路面温度が3〜4℃変わるだけでも大きな差となって表れてくるほど繊細なスーパーフォーミュラにおいて、4月初旬の開催ということで、昨年の勢力図通りにいかない可能性も出てきそうだ。

とはいえ、昨年のレースを振り返ると、もてぎ大会を支配したと言って良いのがDOCOMO TEAM DANDELION RACING勢だ。第3戦で牧野任祐、第4戦では太田格之進が勝利し、2戦連続でワンツーフィニッシュを達成という快挙も成し遂げた。

2025年もてぎ大会を制したDOCOMO TEAM DANDELION RACING

今季の鈴鹿テストでは色々新しいことを試していたようで、タイム的には上位に来る機会が少なかったが、もてぎに来ると毎年安定した強さを発揮していることを考えると、今年もトップ争いに絡んでくることは間違いなさそうだ。

J SPORTS 放送情報

しかし、今回に関してはひとつだけ不確定な要素があるのが“雨”だ。現状の天気予報だと、第1戦が行われる4日が雨がらみになりそう。ウエットコンディションのレースは昨年もあったほか、開幕前のテストでも1日目は雨となったが、もてぎで雨となると展開が変わってくる可能性もある。

ちなみに2022年の第7戦もてぎでウエットレースがあったが、この時は車両がSF19だったことと、当時とウエットタイヤも変わっているため、参考になるものはそこまで多くないかもしれない。

今季はもてぎが開幕戦ということで予想が難しいところに、雨も絡んでくると…ますます誰が勝つか分からない週末になるだろう。

いずれにしても、予選では0.001秒単位の大接戦の展開になることは間違いなく、今年のラインナップを見ると、Q2へ進出できるか否かが勝敗を左右する重要な局面になりそう。天候が不安定で先が読めない週末になるが、金曜日のフリー走行から各車がどのように仕上げていくのか。最初のセッションから目が離せない。

J SPORTS 放送情報

文:吉田 知弘

吉田 知弘

吉田 知弘

幼少の頃から父親の影響でF1をはじめ国内外のモータースポーツに興味を持ち始め、その魅力を多くの人に伝えるべく、モータースポーツジャーナリストになることを決断。大学卒業後から執筆活動をスタートし、2011年からレース現場での取材を開始。現在ではスーパーGT、スーパーフォーミュラ、スーパー耐久、全日本F3選手権など国内レースを中心に年間20戦以上を現地取材。webメディアを中心にニュース記事やインタビュー記事、コラム等を掲載している。日本モータースポーツ記者会会員。石川県出身 1984年生まれ

  • Line

あわせて読みたい

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

ジャンル一覧

J SPORTSで
モータースポーツを応援しよう!

モータースポーツの放送・配信ページへ