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モータースポーツ コラム 2026年2月10日

2026年WRC第2戦ラリー・スウェーデン “雪の祭典”

Mr.フクイのものしり長者 de WRC ! by 福井 敏雄
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開幕戦のラリー・モンテカルロを制したオリバー・ソルベルグ

2026年開幕戦はいつものようにモンテカルロで開催され、トヨタが1-3位を独占する劇的勝利でした。
さらにラリー1初ドライブのオリバー君(オリバー・ソルベルグ)が初優勝ですから、驚きです。オリバー君はスバルの人気ドライバーであった父親のペッター・ソルベルグが来日時に赤ん坊の頃から必ず連れてきて日本のラリー関係者の人気者でした。つい少し前には子供だったのにと思うと、頼もしい限りです。
また今年のモンテは久しぶりに「Snow & ice on asphalt」となりモンテらしい写真が満載でした。

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さて、第2戦のスウェーデンはモンテとは異なるタイプのスノーラリーです。北欧の凍土に深く積もった圧雪路と周りをガードするスノーバンクコースを時速200キロ近くの高速で走り抜けるラリーでWRCの中ではフィンランドに次ぐ2番目の高速イベントです。
そのラリー・スウェーデンは今年で第73回目の開催です。
1950年にスタートした際には夏の白夜のイベントとして初めて開催されましたが、1965年より冬開催に変わり、雪と氷のイベントとしてそのユニークな個性でファンを楽しませてくれています。
大会スポンサーの関係で長い間スウェーデン南部のカールスタッドをベースに行なわれていましたが、ここ10年ほど、毎年のように暖冬に悩まされSSの一部を北に移動するなど工夫を続けていましたが、2022年から全体の開催場所をストックホルムの北約600キロのウメオに移し雪不足によるグラベル露出問題は解決しました。そしてタイヤは「サイクル・タイヤ」と称される極細でグリップを確保したものを使用。
また優勝はフィンランドと同様、北欧以外のドライバーの難しいと言われており、1973年WRC発足以来、北欧以外ではオジェ、ヌービル、タナク、エバンスの4名しか経験がありません。
トヨタはエバンス、ソルベルグ、勝田の3名がファクトリー・ノミネート、加えてパヤリ、それにイタリア人のロレンツォ・ベルテッリが加わります。オジェはお休み。
ヒョンデはヌービル、フルモーに加え今回は優勝経験のあるラッピを起用。フォードはマクアーリン、アームストロング、マルティンシュ・セスクスの3台。
ラリー1の車両エントリーは11台、ラリー2車両のエントリーが賑やかになってきました。ヤリスR2は12台も登録されています。

ラリー概要下記の通りです。

SS本数 SS km Liaison km Total km
D1 (2/12) 1 10.23 km 8.30 km 18.53 km
D2 (2/13) 7 124.88 km 355.09 km 479.97 km
D3 (2/14) 7 104.42 km 241.54 km 345.96 km
D4 (2/15) 3 61.63 km 163.85 km 224.98 km
Total 18 300.66 km 768.78 km 1069.44 km

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文:福井 敏雄

福井 敏雄

福井 敏雄

1960年代から欧州トヨタの輸出部員としてブリュッセルに駐在。1968年、トヨタ初参戦となったモンテカルロからラリー活動をサポート。トヨタ・モータースポーツ部のラリー担当部長、TTE(トヨタ・チーム・ヨーロッパ)副社長を歴任し、1995年までのトヨタのWRC圧勝劇を実現させた。

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