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モータースポーツ コラム 2026年1月20日

2026年WRC第1戦ラリー・モンテカルロ “タイヤ選択が勝敗のすべて”

Mr.フクイのものしり長者 de WRC ! by 福井 敏雄
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カラーリングを一新したトヨタ

WRCファンの皆さま、明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

ラリー・モンテカルロは1911年に創設された最古のラリーで、今回で第94回目になります。フランス・アルプスの南部を中心に開催され、セレモニアルスタートは例年通りモナコで行われ途中3本のSSを戦いながらサービスパークのあるギャップ(ガップ(Gap))に向かいます。この3本のSSはナイトステージとなりますので増設されたドライビングランプの閃光を楽しむことが出来ます。金曜日はギャップベースで6本のステージを走破しギャップで1泊、翌土曜日はギャップ発でSSをこなしながら、モナコ方面に行きます。土曜日の最終ステージであるSS13は2008年以来久しぶりとなるF1・モナコグランプリの市街地コースの一部を使ったスーパースペシャルステージが行われます。
そして最終日は4本のSSが用意され、モナコの背後に位置するチュリニ峠では2本実施されます。

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ラリー・モンテカルロは“タイヤ選択の賭け”がほぼ結果を左右すると言われています。
ドライ、アイス、スノー、ウェットが同じSSの中に混在することもあり、クルーのアドバイスとドライバー自身の経験に基づいた判断により決定することになります。

さて、私がモンテと関わったのは1970年、当時トヨタのベルギー駐在員をしていた時です。南アフリカのトヨタ販売店からモンテ参戦のサポートの指令があり、車両の受け入れ、整備場所の手配、タイヤやスパイクの調達、サービスカーの手配、サービスプランの作成等、今で言うラリーマネージャーの仕事を夢中でやったのが、この業界に入ったキッカケでした。そんな訳でモンテには特別な気持ちがあります。

シーズン初戦ですので今年のトピックスを書いておきます。

1.カレンダーは年間14戦で変わらず。セントラルの代わりにクロアチアが入る。ラリージャパンは5月末開催。

2.名門ランチアがRC2で復帰、モンテがデビュー戦になります。

3.RC2メーカーの充実。シュコダ、ヒョンデ、フォード、シトロエン、トヨタ、ランチアが参戦。RC1は相変わらずトヨタ、ヒョンデ、フォードの3社のみ。

4.RC1チームのドライバー構成の変更

トヨタ:昨年のRC2チャンピオンであるオリバー・ソルベルグのRC1昇格、オジェ、エバンス、ソルベウグ、勝田、パヤリ (オジェはパートタイム)

ヒョンデ:タナク引退。新体制はヌーヴィル、フルモーに加え3人目はソルド、ラッピ、パッドンの中から選択出場。モンテはパッドンがエントリー。

フォード:マクアーリン、アームストロング、ムンスターがエントリー。

5.チャンピオンシップ・ポイントシステムは変更なし。ラリーリザルト、スーパーサンデー、パワーステージの3本建て。

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最後にラリー概要は次の通りです。

SS本数 SS km Liaison km Total km
D-1(1/22) 3 60.76 km 287.17 km 347.93 km
D-2(1/23) 6 128.88 km 379.16 km 508.04 km
D-3(1/24) 4 77.61 km 369.30 km 446.91 km
D-4(1/25) 4 71.90 km 178.44 km 250.34 km
Total 17 339.15 km 1214.07 km 1553.22 km

今年は降雪量が多いと聞きます。タイヤチョイスに注目しましょう。

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文:福井 敏雄

福井 敏雄

福井 敏雄

1960年代から欧州トヨタの輸出部員としてブリュッセルに駐在。1968年、トヨタ初参戦となったモンテカルロからラリー活動をサポート。トヨタ・モータースポーツ部のラリー担当部長、TTE(トヨタ・チーム・ヨーロッパ)副社長を歴任し、1995年までのトヨタのWRC圧勝劇を実現させた。

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