MSJ（JAF MOTORSPORT JAPAN 2025）が横浜へ！

横浜で開催されたJAF MOTORSPORT JAPAN 2025 in YOKOHAMA

全国で桜の開花宣言が続々と伝えられていますね。
東京でも先日、靖国神社内の開花標本のソメイヨシノが5輪以上開花したので、開花宣言がされました。
一気に気温は上昇して、春を通り過ぎて初夏の陽気を感じるここ数日。でもその前週には雪が降るという激しい天候の変化に戸惑う。

先週末は、スーパー耐久シリーズがモビリティー リゾート　もてぎで開幕。
そして、横浜ではJAF MOTORSPORT JAPAN 2025 in YOKOHAMA(MSJ)が開催されました。運営を任されているNPO法人日本モータースポーツ推進機構の理事として現場で来場者をお待ちしていました。
MSJはコロナ禍の2020年はお休み、2021年は、鈴鹿のJAF GRAND PRIXと併載しましたけれど、2006年から昨年まで東京のお台場で開催してきたモータースポーツの出前イベントです。2021年からは、日本自動車連盟の主催です。この【出前】というフレーズは、イベントのスーパーバイザーを初年度から務めていただいている近藤真彦氏が言った一言がイベントにマッチ（洒落ではありません）しているので、いまだにこのフレーズを使わせていただいています。サーキットや他のモータースポーツイベントの会場へ足を運んでいただかなくとも、街中にとても近い場所でモータースポーツに触れていただいて、ファンになっていただくのを目的に、見て、聞いて、体感していただくことをテーマとしています。

お台場時代は、普段は大きな駐車場として使われている東京都の第三セクターの管理する場所を借りました。そして、今年は、横浜港に面した山下公園の隣というか、公園の先、海に突き出した山下埠頭を借りたのです。お台場の会場は、東京臨海新交通システムのゆりかもめ線の、四つの駅に囲まれていてすぐ近くには商業施設が沢山あって、われわれのイベントを目的としてきていただいた方にプラスして、お台場にお買い物や遊びにいらした方にも入場していただき、最も多い年には2日間で13万人以上の来場者を数えました。

そして、今年のMSJは横浜での開催。公共交通期間は、みなとみらい線の元町・中華街駅が徒歩10分ほどのところにある。そして、横浜駅東口から出ているシーバス（船便）が山下公園まで出ている。中華街、元町に訪れた方も来場してもらうべく、地域との連携も図りました。初日の10時開場前に約200人、二日目には300人が列を成してくれました。そして、二日間の合計来場者は、44,500人でした。この数字は予想以上。そして、アンケートで約7割の来場者が、MSJ初体験。お台場時代とは逆転現象となった。MSJの横浜初のイベントは、新たなモータースポーツファン創生に繋がるきっかけ作りになったと思います。なお、MSJは、入場無料イベントです。

　

文：高橋　二朗