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ラリージャパンではトヨタスタジアムでスーパーSSが開催された
モータースポーツ界でもゴルフを楽しむ方が多いです。
ドライバーさんの中にはプロ並みの腕前の方も…。集中力と体幹の強さが成せる技ですかね。
最近、屋内ゴルフ競技が話題になっていますね。
タイガー・ウッズ選手とローリー・マキロイ選手の発案によって実現した新リーグ【TGL】 。
ティーショット、ロングゲームはスクリーンに向かってショットするヴァーチャル。そして50ヤード以内のアプローチ、ショートゲームは、アリーナ内に設置されているグリーへのリアル。ワングリーンながらホールごとにアンジュレーションが変えられる設計になっているという。日本を代表する松山英樹選手もすでに参戦している。野球のドームほど大きくなく、入場者数1500人くらいのアリーナ内で行われるので選手のプレーが間近に観戦できる。3人1組のチーム対抗戦。ショットには時間制限があって、1マッチ2時間程度で終わるとのこと。
モータースポーツを室内で観戦できるとなると、野球のドームに特設コースを設置して、ラリー競技のスペシャルステージ(SS)を開催することはできる。WRCのラリージャパンでは、スーパーSSはトヨタスタジアムで行われているが現在はスタジアムの開閉屋根は使われていない。
ラリー、スピード競技においては、スタジアムで行うこともできないことは無いけれど、レース、サーキット競技はどうだろう。サーキット全体を屋内に造る、すでにあるサーキットをドームで囲うというのは、どう考えても無理。やはり、サーキットはそのサイズが広大すぎる。1980年代だったと記憶している。伝説のF1チャンピオン、サー・ジャッキー・スチュワートさんがファンにもっとレースの全貌を見ていただき、楽しんでいただく方法としてコースに沿って高架のモノレールの線路を設置して客車を回遊させて観戦してもらうのはどうだろうというアイデアを考えた。しかし、それが実現した例を見たことがない。
モータースポーツの屋内競技としては、eスポーツの世界大会も行われている。これになんとかゴルフのようにバーチャルとリアルを融合&合致させて新たな面白さを創出できないものでしょうかね。しかし、サーキットで味わえる異次元の速さ、痛快なエキゾーストノートを耳にすることは屋内では無理かな。
文:高橋 二朗
高橋 二朗
日本モータースポーツ記者会。 Autosport誌(英)日本特約ライターでもあり、国内外で精力的に取材活動をするモータースポーツジャーナリストの第一人者。1983年からルマン24時間レースを取材。1989年にはインディー500マイルレースで東洋人としては初めてピットリポートを現地から衛星生中継した。J SPORTSで放送のSUPER GTのピットレポーターおよび、GTトークバラエティ「GTV」のメインMCをつとめる。
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