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モーター スポーツ コラム 2024年12月3日

最終戦はGT300クラスに注目です!~SUPER GT 2024 GRAND FINAL~

今日も今日とてプッシュ&ルーズ by 高橋 二朗
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GT300ランキング2位の88号車VENTENY Lamborghini GT3

先週11/25(月)放送したGTVのメインテーマは、当然今シーズンの最終戦!チャンピオン争いにフォーカスを当てたものでした。

お迎えしたゲストは、GT500クラスのポイントリーダーをひた走っている【ヤマケン】こと山下健太選手(36号車au TOM'S GR Supra)と番組初登場のGT300クラスポイントランク2番手の元嶋佑弥選手(88号車VENTENY Lamborghini GT3)。ヤマケンは、現在2番手のチーム、100号車STANLEY CIVIC TYPE R-GTに対して18点という大量リード築いていてチャンピオン獲得は断然有利な状況。元嶋選手は、前戦第8戦のもてぎで今シーズン3勝目を記録。しかし、ライバルの65号車LEON PYRAMID AMGが2勝を含めて毎戦確実にポイントゲットをしており、同チームに11点の差をつけられている。

J SPORTS 放送情報

元嶋選手の所属チームは、JLOC(Japan Lamborghini Owner’s Club)。ランボルギーニのオーナークラブであり、レーシングチームでもある。1994年から参戦。当然と言えば、当然なのだけれど、ランボルギーニ一筋。自動車メーカー直属のワークスチームであれば、当たり前だけれど、同好会から発展した独自のチームとして活動しているチームで常に一つのメイクスの車両で闘い続けているという稀有な純潔レーシングチームである。

そのJLOCが初のチャンピオン獲得へ手をかけている。これまでの年間最高位は7位。番組でも元嶋選手がコメントしていた「これまでチャンピオン争いには絡むことはできなかったですが、チャンピオン争いを引っ掻き回すことはありました(笑)。今シーズンは、自力チャンピオン獲得はかなり難しい状況ですが、なんとか初タイトルを獲得したいですね」と。

そして、ポジティブファクターとして、ウラカンGT3 Evo.2はウエイト感度が敏感であって、ノーウエイトで鈴鹿にチャレンジするということに期待を示していた。パートナーの小暮卓史選手は鈴鹿を得意としているし、65号車との一騎打ちで逆転チャンピオンを成し遂げられるかが大きな注目ポイントだ。データでは過去30年間に最終戦における逆転チャンピオン決定は11回あり、その中でも10点以上のポイント差での逆転は、3回もあるそうなのです。シミュレーションでは、JLOCがポールポジションを獲得し、そして優勝の場合、65号車が予選3番手で決勝3位以下なら同ポイントながら優勝回数でJLOCが。または、65号車が予選4以下で決勝3位以下ならチャンピオン決定という厳しい条件ながら毎年の最終戦では何が起こるかわからない。国内トップツーリングカーシリーズ30周年の最終戦。JLOCにとっても参戦開始から30周年という記念すべきシーズンにチャンピオンに臨む。

鈴鹿でハリケーンがチームを強烈に後押しして、記録と記憶に残る栄光をもたらすドラマが展開されるのか!?注目です。

J SPORTS オンデマンド番組情報

文:高橋 二朗

高橋 二朗

高橋 二朗

日本モータースポーツ記者会。 Autosport誌(英)日本特約ライターでもあり、国内外で精力的に取材活動をするモータースポーツジャーナリストの第一人者。1983年からルマン24時間レースを取材。1989年にはインディー500マイルレースで東洋人としては初めてピットリポートを現地から衛星生中継した。J SPORTSで放送のSUPER GTのピットレポーターおよび、GTトークバラエティ「GTV」のメインMCをつとめる。

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