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モーター スポーツ コラム 2024年8月20日

~スーパーフォーミュラ 前半戦非公式ランキング ~独断システムなので、悪しからず~

今日も今日とてプッシュ&ルーズ by 高橋 二朗
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デビューイヤーで奮闘を続ける三宅淳司選手。

猛暑中お見舞い申し上げます。

生命に関わる気温、室温が記録的に続いている今日この頃ですが、いかがお過ごしでしょうか?

さて、モータースポーツシーズンは、夏のお盆休み明けから後半戦へ突入しますね。先日、ニック・デ・フリース選手がスーパーフォーミュラの第5、6、7戦に参戦することが報じられました。WECのレギュラードライバーであり、F1経験者がどのような戦いを演じてくれるか楽しみでありますね。そこで、今週末のスーパーフォーミュラ(SF)第5戦を前にして前半4戦までのポイントランキングを見てみましょう。

1位 野尻智紀
2位 岩佐歩夢
3位 坪井 翔
4位 牧野任祐
5位 山下健太
6位 福住仁嶺
7位 太田格之進
8位 山本尚貴
9位 大湯都史樹
10位 阪口晴南

ここまで見て、頭の中で【????】が渦巻いていらっしゃる貴方は、SFウォッチャーであり、清く正しいモータースポーツファンでありますのでご安心ください。ありがとうございます。

ボクが示したSFのシーズン前半戦ランキングは、公式なポイントランキングではなく、完全なる非公式ランキングです。近年もっぱらサーキットではなくて、事務所、自宅で<アームチェアージャーナリスト>として観戦している身としては、独自のポイントシステムを構築してデジタルアプリケーションをコチョコチョしてしているワケです。(以前にこの小欄でも紹介済)

公式ポイントランキングシステムでは、予選トップ3と決勝トップ10へ配点される。ボクのシステムは、予選で3項目。決勝で5項目の配点をしていて、現在トップの野尻選手は156点。2位の岩佐選手は130点を獲得。公式のランキング2番手の坪井選手と3番手の牧野選手を飛び越して岩佐選手が予選でポイント(予選結果に公式の決勝と同じ配点+α)を伸ばしているところにあるのです。

予選でどれだけ頑張ったか。決勝でそれだけ頑張ったか。それを可視化できるポイントランキングにしてみた次第。予選では、ポールポジションのタイムから0.5秒以内、0.5秒以上1秒以内で配点もしています。決勝ではトップチェッカーから5秒以内、5秒以上10秒以内…など。ファステストラップタイムのトップ3への配点、完走ドライバー全てに均一の配点も。そして予選順位から決勝順位を比較してポジションアップしたトップ3にもポイントを差し上げています。このポジションアップ得点で注目すべきは、ルーキーの三宅淳司選手です。全ての決勝で完走、開幕戦と第2戦で最も多くポジションをアップ。しかし、彼のがポイントを得ているのは完走とポジションアップのみ。予選、決勝でトップ10内でポイントを得られることが課題なのですね。

文:高橋 二朗

高橋 二朗

高橋 二朗

日本モータースポーツ記者会。 Autosport誌(英)日本特約ライターでもあり、国内外で精力的に取材活動をするモータースポーツジャーナリストの第一人者。1983年からルマン24時間レースを取材。1989年にはインディー500マイルレースで東洋人としては初めてピットリポートを現地から衛星生中継した。J SPORTSで放送のSUPER GTのピットレポーターおよび、GTトークバラエティ「GTV」のメインMCをつとめる。

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