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モーター スポーツ コラム 2024年4月10日

SUPER GT第1戦プレビュー 2024年シーズン開幕! まず、勝ち名乗りを上げるのは?

モータースポーツコラム by 島村 元子
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4台のニッサン陣営も、3台がコンビを変更する。MARELLI IMPUL Zは平峰一貴/ベルトラン・バゲット組と不動だが、“カルソニック・ブルー”と呼ばれてきた鮮やかなマシンカラーが、マレリのコーポレートカラーであるダークブルーへと新調。往年のレースファンからすればちょっぴり心寂しい感じだが、タイトル奪還を目指すチームとしては気分一新といったところか。一方、NISMOの2台は、昨シーズンをもってGT500クラスでの参戦活動を休止したミシュランタイヤからブリヂストンへスイッチ。インパルと合わせて3台分のデータが、戦いを重ねていくなかで有効に機能することだろう。昨シーズンの開幕戦を制した23号車には、千代勝正が3号車から移籍し、ベテランのロニー・クインタレッリとコンビを結成。高星明誠がエースとなった3号車は、GT300クラスからステップアップし、スーパーフォーミュラにも復帰した三宅淳詞を迎え入れる。また、ニッサン勢として唯一ヨコハマタイヤユーザーのリアライズコーポレーション ADVAN Zには、松田次生が23号車から電撃移籍。GT300クラスから念願のステップアップとなる名取鉄平と組み、タイヤ開発はじめチームの戦闘力アップを目指す。

カラーリングを一新し王者奪還を狙うMARELLI IMPUL Z。

そして6台体制のトヨタ陣営は、昨シーズン第3戦鈴鹿で7年ぶりの優勝を遂げたWedsSport ADVAN GR Supraの国本雄資/阪口晴南組はじめ、Deloitte TOM’S GR Supraの笹原右京/ジュリアーノ・アレジ組、さらにDENSO KOBELCO SARD GR Supraの関口雄飛/中山雄一組の3台は不変。残る3台が新体制を敷く。ENEOS X PRIME GR Supraには福住仁嶺がホンダ陣営から新加入。チームに2019年以来のシリーズタイトルをもたらすべく、ベテランの大嶋和也と戦う。一方、昨シーズンのチャンピオンカーであるau TOM’S GR Supraは、坪井翔が残留。山下健太が全日本F3以来となる古巣に戻り、チャンピオン経験者ふたりがタッグを組む。まさに、最強の新体制だ。そして、さらに話題を集めているのがKeePer CERUMO GR Supra。長きにわたってチームを牽引した立川祐路が引退して監督に就任。石浦宏明はホンダ陣営から移籍した大湯都史樹を新たなパートナーにする。車名もカラーリングも一新され、多くの変革を遂げたチームからは目が離せない。ちなみに、コロナ禍で開催が見送られた2020年を除く過去10シーズンの岡山戦を振り返ると、トヨタ陣営が5勝を誇る。得意なコースで、スタートダッシュを決めたいはずだ。

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