ルーキー複合機が来た

突然のアクシデントの見舞われた筆者

突然のアクシデント。
アクシデントは、そもそも突然に起こるので、この表現はおかしいですね。
何がアクシデントかって？

わが事務所のプリンター、ファックス、スキャナー複合機が突如として電源が入らなくなったのです。外部からの主電源は繋がっているのに本体の【電源】スイッチを押しても全く反応無し。ウンッともスンッとも言わない。

リース物件でリースアップした後も、再リースを繰り返して往く年月。10年以上働いてくれたことを考えれば、定年退職ということでしょうか。メーカーに問い合わせると修理するにも、部品が無いとのこと。その返答は予想通り。でも、困った。近年はファックスのやり取りは少なくなったけれど、プリントアウトができない。SDG’sを考慮すれば、ハードコピーは、控えてデジタルデータとして保存すれば良いのでしょうけれど、約40年培ってきたファイリングシステム、KJ法※1を変えるわけにもゆかず…。調べてみたら、なんと同じ機能を有しているコンパクトな複合機があるのを発見して、近くの電気店にすっ飛んで行って購入。即セットアップ。ファックスには手間取ったけれど、その他は箱から出して1時間ほどで業務を担ってくれたのです。ファックスについては、接続の問題ではなくて、受信したデータは、プリントアウトしなくてもリンクさせたPCで確認できるという賢い機能となっていたのです。でも、当然わが事務所では、プリントアウトする機能へ変更させていただいております。

先代複合機（左）とルーキー複合機（右）

ご昇天された複合機にこれまでお支払いしたリース代金は総額180万円ほど。そしてルーキー複合機は、総額6万円弱。二台の機能差は…。給紙のトレイが少ないこと（手差しだけれど、A3までプリント可能）、プリントアウトの時間が遅い、そして先代はレーザープリンターでトナー。ルーキーはインクジェットという差だけ。仮にルーキー複合機をこの先10年使ったとしての月額経費はインク代を含めても600円以下となる計算。製造メーカーの技術の進歩、努力には感服至極。ありがとう【B】社さん。老い先、先細りのわが事務所にはとても大きな経費節減となります。

週が明けて、スーパーフォーミュラの第6戦　富士大会の結果をプリントアウト。今シーズン3勝目を挙げたリアム・ローソン選手の速さと平川　亮選手の強さに、さすが！！と感服。新しい複合機で通常に仕事を進められる喜びの今日この頃。第7戦のもてぎ大会では、久々に現地に行く予定です。宜しくお願い申し上げます。

※1：KJ法（KJほう）とは、文化人類学者の川喜田二郎氏がデータをまとめるために考案した手法。多くの断片的なデータを統合して、創造的なアイディアを生み出したり、問題の解決の糸口を探っていくもの。

文：高橋 二朗