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モーター スポーツ コラム 2022年4月19日

【FIM スーパーバイク世界選手権2022 第2戦アッセン:プレビュー】息詰まる三つ巴バトル!ライダーが主役のSBK

モータースポーツコラム by 辻野 ヒロシ
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そんなバウティスタは2020年、ホンダに移籍。しかし、マシンのポテンシャルは厳しく、再びドゥカティワークスへと帰ってきました。その初陣でレース1からいきなりトップ争いに加わり、スーパーポールレースでは優勝、さらにレース2ではジョナサン・レイ(カワサキ)を大きく引き離して2連勝を飾りました。まさに主役級ライダーが優勝争いに戻ってきたことを印象づける素晴らしいレースでした。

一方、チャンピオンのトプラク・ラズガットリオグル(ヤマハ)は予選までは速さを見せたものの、決勝では3レース続けての3位表彰台。しかも、レイとバウティスタに差をつけられての表彰台ですから、チャンピオンのプライドに傷がついたことは間違いありません。

そんな3人の三つ巴バトルが今季も展開していきそうな雲行きですが、日本のファンにとって嬉しかったのがホンダワークスの躍進です。今季はバウティスタとハスラムが去り、MotoGPライダーのイケル・レクオナ(ホンダ)、Moto2ライダーのチャビ・ビエルゲ(ホンダ)という新人を起用することになりました。

ホンダとしても苦肉の策だったとも言える起用でしたが、ライダーとして今後のキャリア形成につなげたい新人たちが勢い付き、2人とも常にトップ10でレースを展開。3レースともにキッチリ結果を持ち帰ったことは非常にポジティブな要素と言えます。

さて、そんなホンダにとっても士気向上のキッカケにしたいレースがオランダのTTサーキット・アッセンで行われる第2戦です。MotoGPオランダGPの開催地であり、オートバイレースの聖地としても知られるアッセン。1992年にスーパーバイク世界選手権が開催されて以来、今年で開催30周年を迎えます。

ダッチウェザーとも呼ばれる変わりやすい天候が特徴で、雨に見舞われることも多いサーキットです。しかも今年は開催時期が以前の4月下旬に戻ったということで、肌寒さを感じる気候。晴れたり雨が降ったりとコロコロ変わる路面状況にアジャストできるライダーの順応性とチームの適応力が問われます。

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