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モーター スポーツ コラム 2022年1月20日

TEAM GOHが来た

今日も今日とてプッシュ&ルーズ by 高橋 二朗
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日本のプライベーターとして初めて2004年ル・マン24時間を制覇したことでも知られるTEAM GOH 。

お寒うございます。
関東圏でこんなことを言っていると、日本海側の皆さんに怒られてしまいますね。
豪雪で苦しんでいらっしゃる皆さん、頑張ってください。冬来たりなば、春遠からじです。

この時期、ボクは毎年そうですが、冬眠状態です。
モータースポーツシーズンもオフシーズンですからね。しかし、一部では喧しいです。そうストーブリーグ。まあ、一般的に言えば、各チームの人事異動ですかね。

昨年の末にT社さんが異例の年内人事=チーム体制発表を行い、その際に中嶋一貴選手が引退を発表し、GAZOO RACING EUROPEの副会長就任が伝えられた。小林可夢偉選手は、WEC参戦チームの代表へ。これまでになかったサプライズ人事でした。

年が明けて、今年はリアルで東京オートサロンが開催されて、他のメーカーさんも2022年のモータースポーツ体制発表を行なっていました。

自動車メーカーの参戦体制発表以外で注目の発表がありました。
1月18日の午前10時にメール配信されたのがTEAM GOHの全日本スーパーフォーミュラ選手権(SF)への2台体制参戦の知らせ。ホンダさんの体制発表ではすでに佐藤 蓮選手が同チームへのドライバー起用が発表されている。しかし、もう一台のドライバーと監督、そしてカーナンバーの発表は無い。また、株式会社チームゴウモータースポーツのチーム代表がチーム創始者の郷 和道氏から池田和広氏に代わった。昨年にRed Bull MUGEN Team GohとしてTEAM MUGENとのコラボレーションで大津弘樹がステアリングを握り、そして、第6戦で見事にPole to Winを飾った。その大津選手は、他チームに移籍しているので、TEAM GOHのもう一台のシートに収まるドライバーは、誰になるのか。それは、後日の発表を楽しみにしましょう。

TEAM GOHは、これまで世界を舞台に勝利を目指すという確固たるコンセプトを有している。2004年には、日本のプライベーターチームとして初めてルマン24時間レースで優勝している。郷氏は、1980年代にコ・オーナーとしてインディシリーズにも参戦。その縁でアレックス・パローがインディでの頂点へ駆け上がるきっかけを得た。1996年には現在のSUPER GTの前身JGTCにマクラーレンGTRでチャンピオンを獲得。その前には氏が大学生時代に日本初のF1 GPの事務局で通訳としても活躍している。

プライベーター=孤高の存在として同チームが目指しているのは何なのか。2台体制でSFのチャンピオンを獲得するというだけではなさそうだ。それも、今後の楽しみにしましょう。

文:高橋 二朗

高橋 二朗

高橋 二朗

日本モータースポーツ記者会。 Autosport誌(英)日本特約ライターでもあり、国内外で精力的に取材活動をするモータースポーツジャーナリストの第一人者。1983年からルマン24時間レースを取材。1989年にはインディー500マイルレースで東洋人としては初めてピットリポートを現地から衛星生中継した。J SPORTSで放送のSUPER GTのピットレポーターおよび、GTトークバラエティ「GTV」のメインMCをつとめる。

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