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レッドブルはF1トルコGPにホンダとファンへの感謝の気持ちを表した特別カラーリングで臨んだ。
先日、ホンダさんがモータースポーツに関わるリモート記者会見を開いてくれました。
ハハァ〜ん、 F1のエンジンに関する2022年。つまり、来年からの現在のパワーユニット(UP)は、レッドブル・パワートレインズ社によって供給されることになる。それの正式発表だなと・・・。そして記者会見の冒頭はその説明だった。ホンダのF1UP供給拠点のホンダ・レーシング・デベロップメントの社員さんたちは、レッドブルへ転籍。つまり来年からレッドブルグループの一員として働くことになる。なるほど、なるほど。
と、その次に発表されたことにビックリ、ビックリ、本当にビックリ!!
来年からのモータースポーツ活動は、新生HRCに一本化される!!2輪も4輪も!
HRC=株式会社ホンダ・レーシングは、これまでホンダの2輪部門のモータースポーツ活動を運営する会社だったけれど、来年から4輪のモータースポーツも同社が担当することとなる。4輪は、これまで本田技術研究所の【Sakura】で研究開発されていたが来年からはHRCが担うことになるというのです。(物理的には、同じ場所で行われるらしい)
昨年の4月以降、ホンダはカーボンニュートラルへ大きくシフトして、本田技研工業株式会社と株式会社本田技術研究所の組織、事業運営体制を変更している。2021年いっぱいでF1エンジンの供給を終えるのも、それが理由だ。
そして、今回のモータースポーツをHRCへ一本化することは、技術研究所の体制をスリム化して、カーボンニュートラルを急速に進めるための近未来パワユニット研究開発、先進技術の開発に集中することになるらしい。
HRCの親会社である青山=ホンダさん=本田技研工業のモータースポーツ部は、今後どのようなオーダーをHRCに出して、モータースポーツに参戦してゆくのだろうか。メルセデス・ベンツのAMG社、BMWのM社、AudiのAudi Sport社のようにHRCはモータースポーツのスペシャリストとして、親会社の市販車両チューニングをバンバン行ってゆくのかな?
考えてみたら、トヨタさんも日産さんもモータースポーツは、子会社、系列会社が運営している。
モータースポーツを云々する以前に母体の生き残りをかけた将来を見据えての英断だったのでしょう。
まずは、新生HRCの門出に弥栄を送ります。
文:高橋 二朗
J SPORTS オンデマンド番組情報
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スーパーフォーミュラ 2021 第6戦 ツインリンクもてぎ 予選
配信期間 : 2021年10月16日午後1:25 ~
高橋 二朗
日本モータースポーツ記者会。 Autosport誌(英)日本特約ライターでもあり、国内外で精力的に取材活動をするモータースポーツジャーナリストの第一人者。1983年からルマン24時間レースを取材。1989年にはインディー500マイルレースで東洋人としては初めてピットリポートを現地から衛星生中継した。J SPORTSで放送のSUPER GTのピットレポーターおよび、GTトークバラエティ「GTV」のメインMCをつとめる。
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