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今シーズン3度目の富士決戦。勝負の行方は如何に?
いよいよSUPER GTの最終戦が今週末に迫って来ました。
ご存知のように、今シーズンは、コロナ禍によってスタートが7月。そして、エンディングが11月の末となりました。そして、そして、シリーズ史上初の僅差でのチャンピオン争いの決着が週末につくのです。
開幕から最終戦まで、シリーズプロモーターのGTアソシエイション(GTA)の新型コロナウイルスに対する感染防止対策の努力に改めて感謝します。幸いにSUPER GTのみならずモータースポーツ関係者からの発症は確認されておらず、最終戦を迎えることができました。イベントの事前、開催中、事後計3週間毎日、体調の確認をするための症状確認フォームに記入、ネットを介して送信。これをGTAの担当者が全てチェックしているのです。その数約1,500人。一度申し訳ないことをしてしまいました。一回だけ送信を怠ってしまったら送信されていない旨を通知してくれました。ご担当者さんごめんなさい。
シリーズの終盤になって限定的に観客がサーキットに入場。完全ではないものの、以前のモータースポーツ環境が戻って来ています。しかし、モータースポーツファン、観客のみなさんは、以前のようにパドックエリアへのアクセスは許されていないのが現状です。モータースポーツ関係者とファン、観客の接触は許されていないのです。コロナの感染予防は、徹底されているのです。
いろいろなイベントがこの感染予防対策に苦労している中で、モータースポーツというイベントは、もともと入場できるエリア、活動できるエリアがクレデンシャル=パスで区切られているために、このコロナ禍でも比較的スムースにセクションを区切ることができのではないかと思います。モータースポーツは安全にイベントを進行させるためにクレデンシャルがいくつもの種類に区分けされていて、ゲストにとっては、特別な区域に入場できるクレデンシャルを得ることはステイタスでもあります。
例年の賑わいが見られない今シーズンのグリッド。
われわれメディアも取材活動が許される区域が区別されています。一口にメディアパスと言われてもいくつもの区分けがされているのです。そして、このコロナ禍では、メディアの入場数も限定されています。当然マスクは着用。ソーシャルディスタンスを保つためにメディアセンターでも間隔をあけて席が設けられています。記者会見もリモートが通常化しています。このような状況は、今後これが通常の状況をなって行くのでしょうか。そうせざるを得ないでしょう。
人と対話すること、直接コミュニケートすることが制限されるコロナウイルスは、本当に厄介な感染症だとつくづく思います。SUPER GTの最終戦を迎えるにあたり、With Coronavirusを再度思う次第。
文:高橋 二朗
高橋 二朗
日本モータースポーツ記者会。 Autosport誌(英)日本特約ライターでもあり、国内外で精力的に取材活動をするモータースポーツジャーナリストの第一人者。1983年からルマン24時間レースを取材。1989年にはインディー500マイルレースで東洋人としては初めてピットリポートを現地から衛星生中継した。J SPORTSで放送のSUPER GTのピットレポーターおよび、GTトークバラエティ「GTV」のメインMCをつとめる。
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