Tokyo2020延期

2020年3月25日、富士スピードウェイで行われているSuper Formulaの今年初合同テストに来ております。
そして、書いて（打って）おります。

昨晩にTokyo2020 （東京オリンピック・パラリンピック）の延期を日本政府が国際オリンピック委員会（IOC）へ要請したそうですね。一年後の夏を期限とする開催をIOCも賛同したそうですね。そして、その直後に聖火リレーの中止が発表された。身近なところで、延期関連でいろいろと影響が出ています。

その1．甥っ子が神奈川県内の聖火リレーランナーに60倍の難関をくぐり抜けて選出されて、いざ、晴れの舞台を前にダイエットに励もうと準備を開始する直前だった。リレーとダイエットで一挙両得と思っていたところに飛び込んできたネガティブなニュースに思わずやけ食いしてしまった。さあ、大変だ！

その2．ボクにも影響が。実は、Tokyo2020のボランティア（フィールドキャスト）に応募し、オリエンテーション、研修を終えて、数週前に配属先の連絡が来たのです。
＜活動場所：帝国ホテル　（東京都千代田区内幸町1－1－1）＞
？？？？？。ボランティアに応募した一番の理由が、直近で競技が見られるのではという実に不謹慎な思いからでした。それが帝国ホテル？競技場じゃないではないか。そして、活動の詳細は、＜要人アシスタント。海外要人が快適に日本で生活できるよう、様々な場所で接遇する＞とありました。生活のお世話？朝から晩までお付き合いしないといけないのかな？要人がオリンピック・パラリンピックそっちのけで日光に行きたい、京都へ連れて行けと言ったらどうしようと気を揉んでいたので、延期によって一先ず落ち着いたかな・・・。でも、ボランティアとしてのステイタスは継続されるのか？来年の再開時期によっては務めることができるかどうかは、不明。

極々、身近なところでもこのような影響が起きているので、これから国家レベル、国際的には一般人には計り知れない、解決しなければならない問題が山積みでしょうが、まずは、コロナウイルスによる新型肺炎が治ってくれることを願うばかりです。

SFの合同テストは、パッドクエリアには関係者＆メディア以外は立ち入ることができません。事前に体調の問診票、症状チェックシートを提出し、その日の体調が悪く、体温が37．5度以上ある方もパドックには立ち入れない。 富士スピードウェイは、Tokyo2020の自転車競技の会場です。延期によってその時期が空くわけですからモータースポーツも再度国内カレンダー調整をしたら如何かなとお願い申し上げます。
そして、そして、今週末3月28日、29日のSuper GT富士合同テストがオンディマンドだけではなくて、全セッションを生中継でお届けすることになっています。ご期待ください。

文：高橋 二朗