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台風の被害がかなり甚大ですね。
すでに1週間が過ぎているのに、一番大きな被害を受けた千葉県内ではまだ5万件の家屋で停電が続いていると報じられているし、通電しても住宅が損壊してしまって大変な日々を送っていらっしゃると聞きます。被災された方にお見舞い申し上げます。
さて、前回にスリックタイヤとレインタイヤのクロスポイントについて小欄で書きました。
近年は、雨のレースが多くなって来たようです。雨なら雨。晴れなら晴れとはっきりとしたコンディションなら戦うチーム、ドライバーとしては苦労しないのですけれど、反面レースを見る側では、コンディションに変化があると面白味が増すことも多いですよね。しかし、サーキットの現場では濡れない方が嬉しいですけれど…。
前回のスーパーGT第6戦オートポリスのように雨が断続的に降って、最後は止んで、コースがドライアップして来た状況では、チーム毎の異なる戦略が入り混じって混戦となって、エキサイティングな状況に変化して、随所でパッシングが繰り返されて盛り上がった。特に終盤のスリックタイヤユーザーの追撃は凄かった。まさに、筋書きのないドラマ! 近年にない面白さで大団円を迎えましたね。
先週のスーパーGT第7戦決勝は雨。スタート時点ではスリックタイヤとレインタイヤをチョイスしたマシンが混在していましたね。結果的には雨量が多くなってレインタイヤでしか走れない状況でした。雨では今回ミシュランとダンロップが抜群の速さを示してトップ3はこの2社のタイヤをフィットしたマシンで独占されました。優勝のGT-Rと3位の同じくGT-Rはミシュランタイヤを履いていましたが、終わってみれば、約30秒の大差だった。全て同じハードウエアーの2車でしたけれど、異なっていたのは、タイヤの内圧だったのです。正確にはわからないけれど、その差は0.1kPa~0.2kPaくらいの差だったのではないでしょうか。このとても小さなタイヤの空気圧、内圧設定が決勝結果を大きく左右したのですね。
乗用車でも空気圧チェックは重要です。定期的に行いましょうね。
そして、空気(圧)を読むことはもっと重要です。人生というサーキットを軽快に速くドライブするためにはKYにはくれぐれもご留意ください。
文:高橋 二朗
高橋 二朗
日本モータースポーツ記者会。 Autosport誌(英)日本特約ライターでもあり、国内外で精力的に取材活動をするモータースポーツジャーナリストの第一人者。1983年からルマン24時間レースを取材。1989年にはインディー500マイルレースで東洋人としては初めてピットリポートを現地から衛星生中継した。J SPORTSで放送のSUPER GTのピットレポーターおよび、GTトークバラエティ「GTV」のメインMCをつとめる。
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