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スーパーGT開幕戦、ご覧いただけましたよね。
J SPORTSの視聴者様は、神様なので、こんな表現は、いけないのですが、
「テレビの前で暖かくして、開幕戦を楽しんでいただき、良かったですね」
そんな、皮肉を言いたくなるほど岡山国際サーキットの現地は、寒かったのですよ。今年は、春のウララカな天候を予測していたので、裏をかかれたと天を仰いで恨んでいました。霰(あられ)は、降るし、白いものだってチラついたのですから。それが予選における予想外の展開を産んだのです。
予選日の夕方、パートナーのエイミー嬢が「これって、明日(決勝日)も寒いかもしれないですから、ユ○ク○行ってヒー○テッ○買おう!」と言うので、ボクのも買っておいてと頼みました。しかし、男性もののズボン下が売り切れ。女性ものならXLでなんとかなりそうだという連絡があり、思案。トイレの際はどうすれば、と彼女に聞くと、「女性の大変さを少し体験すればよいではないですか」と。股は腹に、いや背は腹に代えられない。よって、実は、決勝日に女性ものの【ヒー】なんとかを履いてリポートをお届けしていました。おかげさまで、寒さに凍えることなく過ごせました。心なしか内股で歩いてみました(嘘です)。
強いホンダNSXが帰ってきましたね。
それまで苦渋を何度も舐めてきたREAL Racingの17号車が勝った。おめでとうございます。
そして、元F1チャンピオンのJ.バトン選手が加わったTEAM KUNIMITSUの100号車NSXが2位。レース序盤に大きく順位を下げた時に<やはりF1チャンピオンでもスーパーGTは一筋縄では…>と思っていました。しかし、しかしですよ、このチーム、タイヤ無交換作戦をやらかした。チャレンジ初戦でスタートドライバーを務めて、タイヤを温存して山本尚貴選手にハンドオーバーするという【技】を披露してくれました。レース後のインタビューでちゃんとバトン選手に一瞬でも彼のパフォーマンスを疑ったことへの謝意を述べておきました。
ウイナーインタビューで遅れてきた小暮卓史選手。「いやー、すごいですね。優勝するのって、こんなに凄いことだったんですね。嬉しいものなのですね。感動するっていうか…」とどこか他人事。さすが、元祖天然系レーシングドライバーのコメントに敬服。でも、彼の目にも熱いものが込み上げていたのを確認できました。
今後も天然レーシングドライバーは、熊出没注意の看板を横目で見ながら榛名山でトレーニングを重ねて次戦に臨むことでしょう。
めでたし、めでたし。
高橋 二朗
日本モータースポーツ記者会。 Autosport誌(英)日本特約ライターでもあり、国内外で精力的に取材活動をするモータースポーツジャーナリストの第一人者。1983年からルマン24時間レースを取材。1989年にはインディー500マイルレースで東洋人としては初めてピットリポートを現地から衛星生中継した。J SPORTSで放送のSUPER GTのピットレポーターおよび、GTトークバラエティ「GTV」のメインMCをつとめる。
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